out of curiosity

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そんな好奇心から衝動的に作りました。

卒業しました

2006年03月05日 01時43分31秒 | weblog

 3月1日の話ですが、長女が高校を卒業しました。早いものです。私と同じ小学校に通った娘がそこを卒業した時がまだついこの間のように感じられます。「娘までここを離れる歳になったのか。。。」と感慨一入だったのに、それがもう高校まで終わらせ、大学に通い始める。あ~、こちらも歳をとるわけです。シミジミ

 冷たい雨の中、学校に向かう。「ここに来るのも最後だなぁ。」と思う。6年前の合格発表の日には、「これから毎日娘がここに通うのだわ」とうれしかったり不安だったりしたことを思い出す。決して近いとはいえないこの学校に、小学校卒業したてで、たいして電車に乗った経験のなかった娘が、通いきれるかしら?と心配しましたが、この日を迎えてみればなんと6ヵ年皆勤賞。我が娘ながらたいしたものだと思います。
 娘からは「6ヵ年皆勤は本人の努力だけでは成しえない。家族の協力あってこそだから、式に参列する保護者も表彰されるらしいよ。」という話を聞いていた。「名前を呼ばれたり、起立したりするのかしら?」と不安に思いながら卒業式会場である、ホールに入る。

 この学校にはオーケストラ演奏対応の劇場のようなホールがあります。吹奏楽部の腕前もすばらしいもので、式中全ての音楽は吹奏楽部が演奏します。生音はやはり感動です。そんな中、会場に入ると「保護者席」と書かれた貼紙が目に付いたので、そちらのほうに行く。すると、そこには小学校から一緒だったお友達のお母さんが座っていらしたので、「おはようございます」とそこに座り込む。二人で小学校からの話などしているといよいよ式が始まりました。

 卒業証書及び各賞授与の際にはこんな風に本人の顔が大スクリーンに映し出されるという工夫がされてあり、ちょっと驚きでしたが、うれしいものです。親バカですが、娘は「6ヵ年皆勤賞」のみならず、「優等賞」「生徒会功労賞」などもいただき、親が思う以上にがんばっていたのだな、と感心しました。また、家に帰ってきてから見た机の上の後輩からの色紙には「SP(先輩らしい)にはいつも優しくしてもらったり、厳しくしてもらって、ずーっとわすれられませ~ん!」「○○SPがいなくなるのはかなりさびしいですぅ。学校に教えに来てくださいねー」「恋バナを聞いてもらってありがとうございました」などのメッセージが。結構人間関係も上手くやっていたのね、と。
 しかしこの先、もっと広い社会に出れば今までのように上手く行かないことにもたくさん出会うのだろう、と逆に親は心配になってしまうのですが、なんとか乗り越えてゆくのでしょうね。

 と、感慨にふけっていると「6ヵ年皆勤賞生徒の保護者表彰」の声が。「はっ。わたし?(〃▽〃)」そして司会の先生、「6ヵ年皆勤賞生徒の保護者の皆様、ご起立下さい。」。。。Σ(゜∀゜;)
ま、まてっ!(滝汗 
6ヵ年皆勤賞生徒の保護者の皆様はまとまって「6ヵ年皆勤賞生徒の保護者席」に座っていらっしゃる。
(*´д`*)あ~ん。わたし、やっちゃいました。
りっぱな娘なのに、母はこんなでごめんなさぁ~い。
晴れの日なのに、この瞬間会場内で一番小さくなって座ってました、わたし。w
渡された卒業式次第には座席案内が挟み込んでありました。配布物はきちんと目を通しましょう。。。

 何はともあれ、無事に(?)卒業式を終え、娘はあさってあたり友だちと美容院に行き、「今までしたことのない髪型」にして来るんだそうです。
はぅ。 まぁ、たのしみ。w