夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 舟を編む *

2014-03-14 11:27:34 | 読書
三浦しおんさんの「舟を編む」。これも、昨年5月に予約した本です。
映画が先に上映され、「余程映画を観に行こうかと思いましたが、待て待て原作を読んでから」と踏みとどまっていました。
ほんの題名も、おかしな題名だなと思いましたが、辞書の説明でなるほどな!と納得です。


[ 辞書 ] 言葉と言う大海原を後悔するための舟
[ 辞書編集部 ] 言葉の海を照らす灯台の明かり。
新しい辞書 「大渡海」 を編む仲間として、編集部に移動になった馬締は、定年間近のベテラン編集者・日本語研究に人生を捧げる老学者・徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男(途中で宣伝広告部に異動)と二人の女性スタッフと辞書を編纂した、15年間の苦闘が描かれています。

辞書を作ることの苦労。一つ一つの言葉の重み、辞書の用紙一つ取っても、薄く・裏映りがしない・めくる手触り等細かいところまで配慮がなされています。
普段何気なく辞書を使いながら、辞書が出来あがるまでの過程を、考えたことがありません。
この本を読むと、辞書を大事に使おうと肝に銘じました。
辞書を編纂。この地味な作業や過程を、映画はどのように表現しているか、映画も見たいと思っています。


コメント (1)
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