
「おとしゃん 肩と背中が痛うてどうにもなりまっせん。ちょっと疲れましたばい。横 になりたかぁ」

「横になるちゅうてもどうしょうもなかばい。おまえが寝込んだら娘や孫達はどうな るっち

エアーサロンパスがあるき、ちょっとまっちょれ」
(二階からサロンパスを持って来て、もろ肌脱いでる私の肩と背中、左半分に勢い良くか けてくれました)

「冷たかあ~なんか背中が熱うなりましたばい。もうよござすがぁ~」

「まだまだ たっぷりかけちゃるきに!!」
(愛情の厚かごと、二回も三回も丁寧にかけてくれました)

「おかしかあ~肌着と洋服がひっついてしまいましたばい

」

「ああっ!!しもうたぁ サロンパスと間違えてスプレー糊ばかけてしもうた」


それからが大騒動!!石鹸を付けて洗っても落ちません。

シンナーは? 除光液は? と人の体と思って言いたい放題したい放題。。。。。
結局は石鹸を付けて、スポンジの粗い面でこすったり、爪ではがしたりで私の背中は傷だらけ
ショックで私のハートも傷つきました。サロンパスと糊を間違えるなんて、主人の痴呆症が進んだのかしら?
今迄私は「自分が割れ鍋で主人が綴じ蓋」と思ってましたが、これじゃあ「割れ鍋夫婦」じゃないの!!
背中の痛いのを、これ幸いに一晩寝込んでしまいました。

皆様ご用心を。。。
* 花は 八重のピンクの秋明菊 二年前戴いたのですがやっと花をつけました。