＊ 酷暑 ＊

　台風の後、ちょっとお湿りを期待したのだけど、今日も暑かった。
　一体何時まで我慢すればよいのだろう！
　なんて、文句を言ったら豪雨被害者の方達に申し訳ない。

　折角元気に育っていた、庭のトマトやナスなども、実をつけたまま立ち枯れてしまった。
　朝晩水撒きをして、頑張ったのに～
　
　愚痴をこぼしながら７月は終わります。

＊ 原田マハ ＊

　帯封の「読む美術館」との書き出しに惹かれて手に取った本
　「原田マハ作　ジヴェルニーの食卓」が面白かった。

「うつくしい墓」
　　　　家政婦の目で語られるマティスの日常生活とピカソとの交流
　　　　
　「エトワール」
　　　　ドガの踊り子にまつわるエピソード
当時の踊り子は、貧しい少女たちがパトロンを探すために、生活の手段として踊り子になった。
　　　　ドガが良家の子女のバレリーナを描いたと思っていたので、ちょっとショック
　「タンギー爺さん」
　　　　セザンヌなどの貧乏画学生が画材を得るために集まっていた小さな画材店の
　　　　主人がタンギー（ゴッホが彼を描きました）
　　　　これらの画学生が絵の具代として置いて行った数々の絵をタンギーの亡き後
　　　　家族が画商に安く売った。
　「ジヴェルニーの食卓」
　　　　ドガの睡蓮などのモデルとなった場所ジヴェルニー
　　　　ドガと再婚した母の死後、彼を見守る義理の娘に語らせる私生活

　文章力の無い私にとって、上手く表現できないこれらの作品ですが
　それぞれの画家たちが、名作を世に残すまでの過程が語られていて興味深い本でした。
　一読の価値、大いに有り！特に絵に興味のある方にお勧めです。

＊ チコちゃん ＊

　　
　　　　ツカさんのコブシの花の写真です。春を愉しんでください。

　　ＮＨＫのクイズ番組「チコちゃんに叱られる」が、私たちババ連中に「面白い！」と評判です。
　　＊　知っているようで知らないこと！
　　＊　こんなこと知らなくても、たいしたこと無いんじゃあないの！etc


　司会の岡村隆と二人のゲストと、チコちゃんの間でで交わされるトークが面白い。
　（因みにチコちゃんの声は、ボイスチェンジャーを使って木村祐一さんだそうです）

　先日の「一年が経つのが早く感じる！」のは何故か？
　　年取ったらときめかないから！

　そういえば、ときめくって余りありませんね！
　なんとか、面白いとか楽しいことみつけなきゃあ～

＊ 灰谷健次郎さん ＊

暑い中、せめて写真なりと涼しいものを！（前にツカさんが送ってくれた山の写真から）

年間１００冊を目標に本を読んでいます。
作家の方には申し訳ないけれど、年金生活に入って本は皆無と言ってよいほど買いません。
蔵書を増やしたくないし、よほど気に入った本しか買わないことにしています。
昔は「本はその家の文化程度のバロメータ！」なんぞ言ってたのですが。

妹の友達に年間１００冊本を買う人が居ます。
それを皆さんに回してくれます。私も結構おこぼれに預かっています。
好むと好まないと！がありますが、手垢の付かない本を読ませていただくのは本当にありがたい。

図書館で新刊の予約をすると、評判の高い本は１年待ちとかありますが、
比較的きれいな本を読む事ができます。

普段は適当に作者とか興味の引かれる題名とかで選んでいます。
これも、当たりはずれがありますが、大体あたりです。
たとえ、外れても読み出したら最後まで読むことにしています。

久しぶりに灰谷健次郎さんのコーナーで「風の耳朶」を見つけました。
灰谷さんの本は、子供が小学校高学年の時沢山読みました。
孫が高校生になって、あまり本を読まない子に「天の瞳」「兎の眼」「太陽の子」は
読んでほしいと思います。（読書力の無い子にはこの辺が丁度良い）

沖縄に居を移されてからの作品は読んでいないので、灰谷作品を読み直そうかと思っています。
他にも「山崎豊子」さんなど、読みたい本がたくさんあります。
命が何時まで保つか？　あせっています。

＊ 全英オープン ＊

サッカーもテニスも終わって、やっと深夜族から解放されると！思ったのもつかの間
全英オープンが始まりました。

期待の松山選手が出遅れて１１０Ｔ。せめて一緒の組のタイガーウッズに付いて行って欲しかった。
予選落ちだけはしないでよね。
今晩も、応援しますから～～
昼間からねむ～い

＊ モリのいる場所 ＊

先月でしたか熊谷守一さんを描いた「モリのいる場所」を観ました。
画家の日常を淡々と描いた作品でしたが、なぜか心に染みました。
毎日、テレビだの新聞だのマスコミに左右されながら、自分の価値判断を見失いがちな毎日に
自省もしました。
熊谷さん夫婦を演じた「山崎勉さん」奥さん役の「樹木希林さん」
お二人の老夫婦の息の合った演技は、さながら本物のご夫婦みたいで抜群でした。

熊谷さんは晩年３０年？位自分の敷地から一歩も出ないで庭の植物や生物など身近なものを描きました。
国からの勲章を「人が大勢来るから嫌だ」と辞退したり、蟻をじっと観察して後ろの左足？から歩き始める！との観察力には「そうかいな！」と驚き。
人間離れした奇妙な実生活は「仙人」と言われた所以です。

図書館で、久しぶりに「灰谷健次郎」を呼んでみようと、何気なく手に取った
「風の耳朶」　二人の画家の会話の中に熊谷守一さんのことに４ページくらいに渡って触れています。


「風の耳朶」からの抜粋
「作品はくだらぬものでも、世渡りのうまい人間というのは、何時の時代にもいるものだ。
　わしたちがひそかに心寄せていたのは熊谷守一だ。あれは本物だった」
「世渡りの不器用な男だった。」
「あの作家の言動を通して、わしたちは無心と言うことをとことん考えさせられた」
「何と言うこともない、と言うことによって、自分の心を無心にしようとしたのだろうな。」
「彼は、紙でもキャンパスでも、なにも描かない白いままが、いちばん美しい。」
「わたしは名誉や金はおろか、ぜひ、すばらしい芸術を描こうなどと言う気持ちもないのだから
　本当に不心得なのです」
熊谷守一は無心になることで、結果的には集中力をつよめたのだろう。こういう述懐もある

　わたしは石ころ一つでも十分暮らせます。石ころをじっと眺めているだけで、何日も何日も　
　暮らせます。
　監獄に入って、いちばん楽々と生きていける人間は、広い世の中で、この私かも知れません。

＊ おらおら！ ＊

第１５８回芥川賞の　若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」を読みました。
　
　主人公は７０歳代の桃子さん
　東北弁で語られる、彼女の心の内は同じ世代の私たちの思いを代弁してくれてます。
　「んだんだ」と共感しきりです。
　ちょっと、読み辛かったけれど、この７０歳の主人公が醸す東北弁がなんとも言えないぬくもりや
　親しみを感じさせて、心がほっこりしました。
　（遠野のとつとつとした語り部の語りをを聞くような）
　夫を亡くして戸惑いながらも、一人で生きていこうと言う老女の潔よさや強さを感じます。
　
　私にもお一人で生活されている友人が沢山居ます。
　皆さん、一年は萎れていた彼女たちも、元気を取り戻すや旅行　音楽会　趣味の会
　と、元気に羽ばたいておられます。
　彼女たちの自由さがうらやましい！

　おらも一人でいきたい！

＊ ウインブルドン ＊

　やっとウインブルドンが終わりました。
　案の定ジョコビッチの圧勝で終わりました。
　ベスト８でジョコビッチと戦った、錦織も少しチャンスがあったのですが
　４セット目の０～４０のブレイクポイントをひっくり返されたのが、勝敗の分け目でした。

　それにしても、準決勝の２試合は本当に面白かった。アンダーソン対イスナーの
　５セット目のタイブレーク　２６対２４
　どちらも勝たせてやりたい心境でした。
　
　ジョコビッチとナダル戦はこれぞ一流
　聞きしに勝る大熱戦！

　錦織もまだまだ一歩及ばず！の想いで観戦しました。
　面白かったし素晴らしかった。今年のウインブルドンでした。
　
　で、ワールドカップの決勝
　途中からしか観戦できませんでしたが、フランスが勝つと思ってたので
　納得の試合運びでした。
　優勝賞金４２億７千万！　半端ね～～！！

＊ みずやり ＊

連日の暑さに人間も庭の花たちも喘いでいます。
　朝起きて真っ先にやるのが庭やプランターへの水遣りです。
　人間はクーラーの中で涼をとることが出来ますが、花たちはそうも行きません。
　折角実をつけたトマトの葉も枯れてきました。
　特に、プランターは朝晩やってもすぐカラカラ状態
　時折、水遣りをお願いする主人からプランターを減らすように文句が出ています。
　

　あなたより大事な花たち枯らす分けにはいきません！

＊ 徹夜 ＊

　テレビ観戦が忙しい！
　大坂選手のウインブルドン３回戦が始まるまで
　サッカーイングランドとスゥエーデン戦を見て
　３チャンネルで大坂対ケルバー戦を見て（残念ながら大坂選手は敗退

　男子のガルビス対ズベレフ戦
　これが面白かったし４セットと長引いて、寝るに寝られず
　（１３８位のガルビスと３位のズベレフ　ガルビスが勝ったがランクなんか
　　大して関係無い。実力伯仲で勝負は時の運）
　勝ったガルビスと錦織が４回戦で戦います。

　ここまで待ったのだからと錦織対キリオス戦
　現地時間の７時に始まって日没時間は９時１５分。月曜日に持ち越しかな？
　と、案じましたがぎりぎりで決着が付きました。
　気がついたら朝５時過ぎでした。

　ＮＨＫでロシア対クロアチア戦をやっていました。
　延長前半１５分クロアチアが勝っていました。
　このまま終わるかと思いきや、グラウンドの圧倒的な応援とロシア選手の奮起で同点
　クロアチアのキーパーは足を痛めているとか、ＰＫ戦は不利だなと思いましたが
　クロアチアが制しました。
　下手なドラマよりすごい物を見せて貰いました。

　ババの久しぶりの徹夜です。昔むかしのテストでの一夜漬けを思い出します。

＊ ウインブルドン ＊

　やっとサッカー応援から開放されると思ったのも
　　つかの間、やはり行方が気に為ります。
　昨日は、フランスとウルグアイ戦を見ながら「ウインブルドン」を観ながらと忙しかった。

　錦織選手の２回戦の後大坂なおみ選手と続けて見たので、気がついたら朝でした。
　１回戦と同様錦織選手にはハラハラさせられました。
　格下の１８０位のランクの選手にてこずっていました。今日の３回戦大丈夫かいな？

　大坂選手もファーストサーブの入らないこと！
　こちらもストレスが溜まりました。

　家事ほったらかしで、今日一日うつらうつら～
　今晩も観戦です。
　両選手の快進撃を期待しています。

＊ サッカー ＊

　サッカー日本選手団が帰ってきました。
　おそろいのユニホームに身を包んだ、颯爽とした姿にはグランドとは違った魅力を感じます。

　ただ、本田選手の「清清しい（きよきよしい）」報道には唖然としましたが！
　この報道を見たファンの暖かいメッセージに、スターは何やってもご愛嬌！
　と、実感しました。
　中には、「すがすがしいをきよきよしい」と辞書に登録しては？
　との意見も有ったようですが、それはあまりにもおかしいんではないの！

＊ エゴマ ＊

　友人から苗を貰ってきた「エゴマ」
　今まで、実を食べるものと思っていました。
　旅行して「道の駅」などで見かけると実を買ってきていました。

　葉っぱをレタス代わりに焼肉やハムなどを包んで食べると美味しい！
　コチジャンやキムチに漬け込んで食べるもよし、シラスなどと炒めてふりかけにしても。
　とにかく香りに嵌っています。
　（息子に言わせると、トイレの消臭剤の香りだと言います）
　
　ただ、香りの所為か虫がつきやすく、消毒するわけも行かないし虫の正体もわからないので
　葉っぱが出たら虫にやられない前に収穫です。

　
　ベランダに植えたもは、今のところ虫に見つかっていません。しめしめ～

＊ 残念無念 ＊

　
　　　日本が散りました！
　　
　眠い目に目薬を刺しながら応援したのに！
　あと一歩が届きませんでした。
　日本チームの善戦をたたえます。感動をありがとう！

＊ 家庭菜園 ＊

我が家の庭の野菜たちです。

　勝手に生えて来たトマト２本と買ったナス２本　植えるところが無いので市場から発泡スチロールの
　箱を貰ってきて植えました。これが一番です。

トマトは接木の苗４本（黄と赤のアイコ　桃太郎　大玉）
　ところが、庭やプランターから次々と苗が生えてきて８本
　後は植えるところが無いので、友人たちに分けてやりました。
　（きっと、昨年の実が落ちて芽が出たのだと思います。）
　育たないかと思ったら、順調に花を咲かせ実をつけています。
　
　収穫したナス　インゲンは友人に頂きました。
　ナスは普通のと秋まで丈夫に育つと言う種類を２本買いました。
　ひょろひょろした長いナスがなっています。