主人が退院してほっとしたのもつかの間
三日目にして看病する私は「疲れたぁー」の悲鳴。
お互いにストレスをためないように、気を使っていますが、食事の度に諍いが～
今まで、病院で点滴ばかりで食べられなかった反動で「あれも食べたい、これも」と
「刺激の強い物以外特にダメと言われなかった。」懲りない旦那は主張します。
自宅療養をして、3か月後に胃カメラ検査をして、潰瘍の有無によっては再入院もあります。
暫くはおかゆと消化の良い物をと、献立に気を使っている私はガッカリします。
花だけが、疲れた私の慰め、心のよりどころです。(食事以外は、細かいことは言わず仲良くしていますが！）
昨夕、主人からメールが入りました。
検査の結果腫瘍が良性だった、月曜日午後には退院できるとの事、息子や娘たちに連絡して欲しい
5か所に腫瘍が有って、皆で最悪の事態を覚悟していただけに、嬉しいより拍子抜けがしました。
ひとまず安心ですが、自宅療養での食事制限などを思うと、またまたひと悶着ありそうで心が思い。
つかの間の自由を味わった身には、ほっとした半面名残惜しさもあります。
5時起きして薄暗い庭に出て、10時まで最後の自由を満喫
気が付かないうちにミョウガが出ていました。（少し花がついていました）
30個以上あったので、5個づつ友人に持って行って、我が家は味噌漬けと糠味噌に漬けました。
鬱陶しい主人から逃れてせめて2～3日で良いから一人暮らしをしてみたいと、常日頃思っていました。
いざ、一人になると主人が分担してくれていた、ゴミ出しや庭の花の水やりなど意外と多い。
（蚊に弱い皮膚らしく、庭を通るだけで数か所やられます。
痒い痒いと蚊に刺されながら、完全武装で朝夕水やりをしています。でも、やられます。）
一番困るのは食事
つい、沢山作り過ぎると何日も同じものを食べないといけない。
魚を一匹焼くのもどうもね。
小魚は一匹では買えない。野菜も果物も少量パック（少量パックが有るものは良いけれど）
ご飯も五合炊きの釜で一合は。 はじめ鍋で炊いてたが、これが美味しくない。
今は、釜で二合炊いて小分けして冷凍しています。
お風呂も掃除が面倒なので、今のところシャワーで済ましています。
（ご主人を亡くされた友人で、もう何年もスポーツクラブで済ませて、家で風呂は焚かないそうです）
好きなことをして、腹が減ったらご飯を食べてと、自由を満喫していましたが生活のリズムが狂ってきました。
お一人様も結構楽じゃあない！！
病人に振り回されています。
ガラケーの充電器が主人の分も有るのですが、何時も私のを二人で使っていたので見つからない。
仕方なく私のを持たせているので、私は家電話とパソコンメールで対応しています。
退屈だろうと本を持って行っているのですが、点滴だけで何も食べさせて貰えないから力が出ない。
娘から、歩くように言われたけれど歩けない。痩せてきた。
と、蚊の鳴くような声で訴えて来ます。
甘えてばかりいると何時までも帰れないからね！ と、 反対に叱り飛ばしています。
あれを持って来いこれを持って来い と、要求だけはしてきます。
其の度に、主人の部屋を探し回り、意外と何も知らなかったのだなと、驚くやら反省するやら～
別に「家庭内別居」している中でもありません。お互いの生活に踏み込まなかっただけ。
病院にパソコンを届けましたが、コロナ禍受付に渡すだけで、顔も見れませんでした。
果たして歩けないのか、どれだけ痩せたのか。確かめるすべもありません。
今朝5時に庭へ出て、柿の落ち葉の始末や大根などの野菜に追肥をしました。
主人の食事の支度などが無いので、自分のお腹がすくまで自由に動けます。
ルンルンランラン鬼の居ぬ間～
紫蘇の実を摘んで、洗って水けをふいて実をしごいて醤油に浸けました。
（穂紫蘇は育ちすぎても硬く、若過ぎてもダメ、摘み頃が有ります。）
一年くらい保存ができます。冷ややっこやお刺身醬油として重宝します。
即、入院だったので必要なものを届けに行きました。
コロナ対策を兼ねて、すべてレンタル出来て
Aタイプ 385円 バスタオル・フェイスタオル・おしぼり
Bタイプ １210円 Aタイププラス 室内着・寝間着・肌着・靴下
Cタイプ 1540円 ＡＢプラス コップ・吸い飲み・歯ブラシ・食事介助エプロン・シャンプー・ボデイソープ・ヘアブラシ
歯磨き粉やシャンプーなど好みが有るので、我が家はBタイプにしました。
コロナで、本人とは面会出来ないと聞いていたので受付に荷物を預けて帰るつもりでしたが
診察結果がどうなのか？病名・何日くらい入院するのかなど聞きたいと、娘夫婦が交渉してくれました。
2名だけとのことで、私は話を聞いても右から左ですぐ忘れるし、チンプンカンプンなので若い人に任せました。
土曜日なので、診察は無しかと思ってたら、午前中に胃カメラ検査をして「胃潰瘍」と診断。
潰瘍が有るために一週間点滴で、次にお粥などの流動食で様子を見て落ち着いたら退院だそうです。
生検の結果が良性か悪性かによって、手術とかの治療になるそうです。
とにかく、結果を待つより仕方がありません。
今まで、病気のことなど全然考えていなかったので、要介護となったら紙おむつ代など結構高い。
今後の入院などに備えてのお金が必要だなと、つくづく身に沁みました。のほほんとしてられません。
17日 「疲れた‼」 と、早く床に入った主人が10時ころ携帯で「寒いから、布団を掛けてくれ」と言ってきました。
2階に行くと赤い顔をしています。熱を測ってみると38度
てっきりコロナ罹患と思って「救急車呼ぶ」と言ったら「嫌だ」と
娘に相談すると「自分の車で運んでも良いけれどこの時間だったら、受け付けてくれないからすぐ救急車を呼んだ方が良い」と
主人を説得しようと2階に行くと、吐いていました。赤ワインのような色のものでした。熱も39度4分に上がっていました。
すぐ119番しました。（主人は吐いたら気分が良くなったから、明日の朝病院に行くと渋っていました）
症状などを説明して、「すみません。主人が嫌がるので家の近くで音を小さくしてくれませんか」
「規則でそのような対応は出来ません」
10分くらいで救急車が音高らかに来ました。この時点で11時でした。
主人は歩けたので救急車に乗り込んで、熱を測ったり経緯を説明したり。
病院に連絡してくれましたが「発熱した方は受け入れません。人手が無くてダメです。」
3軒目で病院が決まりました。この間、家の前で30分経過しました。
「もし、コロナだった時病院から帰る足が有りますか？」
「タクシーで帰ります。」
「コロナだったらタクシーは使えません」
で、娘に迎えに来てもらうことにして、我が家を出発
病院に着いたのが12時過ぎ、玄関で抗体検査をして暫く待たされた後
陰性だったようで、やっと診察室に入れてくれて先生の問診。
Ct.検査で胃に影が有るので即入院でした。
私と、娘夫婦が病院を出たのが3時過ぎでした。
夫婦で10年以上、歯医者以外病院に罹ったことが無いのが自慢だったのに病魔に襲われました。
来るものが来たーって感じ、戸惑っています。
「彼岸花」の名のとおり毎年お彼岸間近に咲きます。
私は「神様はよくこんな可憐で繊細な花をお造りになったなぁ～」感心しているのですが
「彼岸花」の名前の所為か「庭には絶対植えない。」と、言う方が結構多い。
昨年、近くの中学校の校庭に真っ赤な彼岸花が植えられていたのですが
花が、終わらない前に根こそぎ刈り取られてしまいました。
縁起でもない！！と思われたのでしょうか？花には罪はないのに。
ホーレンソウ （トゲが有ります） 大根
春菊 小松菜
近所の店を覗いても、国産の種が見つからず、町に出かける主人に野菜の種を頼みました。
「一番高い種を買ってきたよ」と、意気揚々
ホーレンソウはデンマーク産 小松菜と春菊はイタリア産 大根はアメリカ産
（ちゃんと産地を見て欲しかった。値段は容量が多いから！）
これでは、百均で2袋100円のでも同じだった。ただ、量が少ないだけ。
どうして、国産の種が無いのでしょうか？
今年も友人から豊水梨が送ってきました。
「生涯大学」の学友だった彼は 10年前ガンを患って未だに再発を繰り返したりで、自宅療養をされています。
地域の「憲法九条の会」の活動をされていて、病気の前は事務局長をされていたのですが
今は、自分の出来る範囲でと広報誌の編集をされています。
病気にも負けず、その頑張りと信念には頭が下がります。（彼はこれが生きる励みになる！！と）
5年前から、送られてくる梨もお断りしているのですが、知人たちに送るついでだから
「生きてる限りは送ります。」と～
嬉しいような怖いような気持ちで、今年も美味しい梨を頂いています。（有機栽培なので一味違います。）
何時までも、梨が送られて来ることを祈りながら！！
8月22日に種を蒔いた野菜
直播きにした大根は、1回分の大根おろしくらいに成長してくれれば！
発砲スチールに蒔いた大根は、葉っぱを漬け物にしたり、茹でて油炒めなどで食します。
春菊も発砲スチロールで、大きくなったら芽を摘んで、次から次へと出る芽を育てて何時までも食べられます。
プランターに蒔いた小松菜。なかなか大きくなりません。
これらの野菜は素人でも簡単に作れる野菜です。皆さん挑戦してみては！！
自分で育てた野菜、へんちくりんでも無農薬で安全だし愛着がわきます。
キュウリとトマトの夏野菜が終わった庭で、頑張っているのがピーマン
1本を鉢植えにしました。ちょっと小ぶりですが沢山実が付きました。
鉢植えにすると、ベランダや軒下に移動させることが出来、霜が降りる頃まで収穫できます。
コロナ禍の中、オリパラ開催に批判的だった私も、アスリートたちの努力の結晶を見せられて
開催は意義のあるものだったと認識しました。
不可能を可能にする！！ （パラアスリートの皆さんの頑張りに感動しました。）
障害も様々で、到底無理だと思われる種目を淡々と熟されていました。
人間って素晴らしいなぁー （やれば出来る！を再認識させられました。）
健常者の私は如何に怠けていたか、恥ずかしい思いです。
オリパラのアスリートの皆さん、3年後のパリ開催を目指して頑張ってください。
皆様のご活躍を祈念しています。
午後5時ころ東の空に虹が架かりました。
今日も朝7時からマラソンを見てバドミントンの男子シングルス・女子ダブルス・男子ダブルス
車いすバスケットとテレビの前にくぎ付けでした。
マラソンの道下選手の金メダルへの盤石の走り。（金メダルを取るという有言実行）
今回導入されたバドミントン
今日初めて観戦しましたが、男子シングルスの決勝戦
世界選手権4連覇中でランク1位の韓国選手に挑んだ19歳の梶原選手
息詰まるようなラリーの応戦にハラハラドキドキでした。
一番長いラリーが67回92秒間でした。
結果はベテランを制した若さの金メダルでした。
彼は、午後からの男子ダブルス3位決定戦でも頑張って銅メダルを手にしました。
女子ダブルスの金メダルの戦いも素晴らしいものでした。
今回のパラリンピックを観戦して
ハンディを背負った選手たちが、それぞれのハンデイに屈せず努力されている姿に感動しました。
皆さんの頑張りの前に、コロナ禍を良いことに、食べて寝るだけの暮らしに甘んじて怠けていた自分を恥じました。
明日から、少し頑張ってみよう！！残り少ない人生
パラリンピックテニス男子シングルス
俺は最強だ！！ 国枝選手金メダルおめでとう
本当に最強の危なげない戦いでした。1セット2セット安心して観戦できました。
近くの吉田テニスクラブ出身の彼をずっと応援してきました。
優勝の涙にこちらも感動です。
女子ダブルスの上地選手と大谷選手 銅メダルおめでとう！！
昨夜遅くまでシングルスを戦った上地選手の頑張りに驚異と拍手
相手チームからの集中攻撃を物ともせず、戦った大谷選手にも拍手です。
3年後のパリでの皆さんのご活躍を期待しています。
