4/20に参戦してきたツール・ド・八ヶ岳、備忘録として残しておく。
正直あんまり振り返りたくないんすけど、臥薪嘗胆用としてね。
今回は佐久市内に宿を求めたので、少し早目の5時にホテルを出て6時前に会場到着。
前日に受付は済ませていたし、駐車場には余裕があったので、こんなに早く出発しなくてもよかった。
天候はどんよりとした曇り空。今後好転するのか悪化するのか見極めが難しいところ。
スタート前に降ってきたらDNSと心に決めて、ゼッケン貼ったり、センサー付けたりしてから40分ほど3本ローラーでアップ。
雨は降らなかった。
トイレに行っている間に列が前進して結局最後尾スタートになってしまったけど、
僕が出場する男子Cは100人ちょいしかいないのでそれほど気にせずスタートを待つ。
スタートを待ちながら、あぁ今年もレースシーズンが始まったんやなぁ~と感傷に浸る余裕はない。
だってクソ寒いんだもの!
スタートの気温は5℃くらいだったかな?冬用アンダーアーマー&CW-Xにガウジャージ姿では荷物を預けてからスタートまでの間が寒すぎた。
とはいえ、走り出せば汗ダクだったのでこの時期の体温調整は難しいね。
寒さでガタガタ震えながらようやくスタート。
号砲一発!よっしゃ、珍しくクリートキャッチもバッチリ決まった!ダンシングで先頭集団に追いつき、10位ぐらいをキープ、、、
したかったんやけどねぇ~せめて10キロくらいは先頭集団についていけるかなと皮算用していたが、僅か2キロであっけなく千切れる(笑)
スタートから2キロで千切れるって、、、スタート直後だけ調子のって飛ばす初心者そのもの。
あぁ、恥ずかしい。
そんなショボーンな走りを晒していると、「青森から来たのですか?」と、
FELTに乗ってたっけなぁ?すみません意識障害を起こしていたのでよく覚えていないんすけど、抜かれざまに声をかけられる。
僕がガウジャージを着ていた縁で、タケウチで自転車を買って今は山梨に住んでいるという爽やかローディーと二言三言会話して背中を見送る。
せっかく声をかけていただいたのにいっぱいいっぱいで気の利いたこと言えず申し訳なかったです。
さて、先頭集団から早々に千切れた身としては、後発カテゴリーの先頭列車タダ乗り作戦か、
千切れて落ちてくる人(落武者)を後半頑張ってパスしていく温存作戦で順位を上げるしかない訳なのだが、
あまりの速度差に為すすべなく男子Dの先頭集団をお見送り~みんな速いねぇ。
その後も先輩諸兄の高速列車に追い抜かれ続ける。
それはまるで今はなき青森⇒大阪の寝台特急日本海に乗って実家に帰省したときに、
福井や滋賀で後発の特急サンダーバードに追い抜かれまくった歯がゆい(?)思い出と重なる。
「特急券代返せー!」そんな感じ。いや、ちょっと違うか。どーでもいいや。
そうすると残るは温存作戦しかないのだが、頑張れども全く落武者に出会わないのよ、不思議なことに。
落武者いねーな。おい!って温存作戦に疑問を感じ始めたころようやく思い至る。
僕自身が落武者だった(笑)
あいたー
追い討ちをかけるようにミニベロの人にブチ抜かれて意気消沈。ミニベロ速えぇよ!
でも、よく見たらミニベロなのにオシンのでっかいやつ付いてるし。。なんだありゃ?
あぁ、あなたも変態なのね。と妙に納得。いろんな人がいるもんだ。僕の友人にも変態がいるよと親近感を覚えたりして(笑)
一度背中が見えなくなったけど、ラスト5キロで抜き返して、サボリの心拍170台でフラフラとゴール。
タイム:1時間25分 クラス順位:31位/完走者100人
遅いけど、これが今の実力。まぁ、しゃーない。
大会関係者の皆さんお世話になりました。途中太鼓で応援してくれた人達も寒い中ありがとうございました。励みになりました。
すばらしい大会だったけど、この時期に東北からわざわざ参加するのは時間的・金銭的コストと天秤に掛けると微妙かも。
決して負け惜しみじゃないからね。
振替休日をぶつけて3連休にしたのをいいことに軽井沢に寄り道。
旧軽井沢のピレネーで千代幻豚とワイン祭り。臥薪嘗胆も遠くになりけり(笑)
結局3日間で3キロ太った。。素晴らしきグルメ紀行!
~備忘録~
・前日食いすぎダメ絶対。
・落武者なりに根性見せろ。
・23Tは100万年早い。
・雪国ローディー薄着に弱い。
・レースもトイレも中切れ注意。
・高級機材は逆にハズイ。
・クリステルチアリ懐かしい。
・東北からは福島3人、宮城1人、僕が最北参加者や!
・と、盛り上がってたら北海道の人いてた。。。
MCで来ていたクリステルチアリは僕が実家にいた頃、ラジオDJやってたのよね。同郷なんです。
KissFM KOBE懐かしいなぁ、と会場MCを聞きながら遠き故郷に思い至った次第。
やっぱり『あゝ野麦峠』と重なるね。それもちょっと違うか。