自然と遊ぶブログ

ゆっくり登ろう!~自転車・テレマーク・登山の記録~

北のはずれ

2010-08-31 | ロングライドの記録
今更ですが、名曲だなと再認識。

津軽海峡冬景色にも歌われた岬(半島)を1周してきました。

男鹿半島に続く半島走破第2弾は津軽半島です。歌のイメージとは異なり、残暑厳しい一日でした。

8時15分 十三湖高原に車を停めてスタート

ボーラワンにしてから初めてのロングライド。クリンチャーとちがいチューブラーはパンク対策が少々面倒。

予備のタイヤ一本+リムテープを持ち歩く必要があります。

まずは日本海側のスタート地点(十三湖)から津軽湾を目指し、山を越え津軽半島を横断します。

少々登りますが、楽勝です。 30キロほど走ると津軽湾に出ました。

↓ここから海沿いに北上します。 後に見える山影は下北半島です。


津軽海峡に面する海岸まで来ると風が強くなりキツかったです。

↓津軽半島のもう1つの岬、高野崎。 岬の先端は草地でキャンプもできるようです。

付近の海岸線一帯には密航・密漁者を警戒する警察の看板が乱立していて、
のんびりキャンプという雰囲気ではないですが、、、

風は強かったですが、男鹿半島の海岸線のようなアップダウンはないのであっという間に竜飛に到着です。

すると、、、

今まで海岸線を走ってきた国道393号が海岸線から折れて住宅街に入っていきます。

↓漁村の軒先をかすめるこの道路が『国道』なんです。 信じられないでしょ?
車どころか、自転車も押して歩きます。

自転車さえ乗れない国道をてくてく歩いていくと、拡幅するどころか、、、

↓国道が階段になってしまいます。
国道の歩道部分が階段になっているのではなく、これが国道なんです。

国道ですが自転車は担いで登ります、けっこう長い階段でした。 汗ダラダラ。

ちなみに自動車は階段国道に併走する観光道路(村道?)を普通に上って行きます。

そっちを国道にすればいいのに。。。

↓ようやく竜飛岬に到着。
北海道も目と鼻の先です。

↓そしてあの歌の歌碑です。赤いボタンを押すとさゆりさんの歌声が大音響で流れます。
もちろんここでは2番の歌詞をリフレイン。

さて、ラーメンも食べたので、『私は帰ります』

竜飛崎から先のルートがキツかったです。 ローギアも脚も使い切りました。

↓写真の中心にある白い点が竜飛崎。 よく登ってきたもんです。


↓結局は海岸線に戻るので、苦労して登った分だけ楽しい下りが待っています。

海に向けて一気に!! 頑張ってよかった~



↓ラスト30キロは再び海岸線。



↓14時半にスタート地点に到着しました。



オススメできる充実のルートだと思います。

走行距離:128キロ 

八方尾根ヒルクライム

2010-08-28 | 天頂ちゃり(坂バカの記録)
チャレンジマラソン(50キロ)まであと1ヶ月

家の周りをチョロチョロ走ってはいるものの、まとまった距離を走らなアカンな~ということで、

今朝、青森県境に向けて往復36キロ走ってみました。

どんなに遅くても「歩かない」ことが目標。

30キロ過ぎから股関節が痛くて痛くて、ヘロヘロになりながらゴール。

タイムはざっくり3時間半。 先が思いやられる。。


さて、絵日記を夏休み最終日にまとめて書く小学生みたいですが、8月8日のできごとです。

上高地から白馬に移動して、ヒデさん宅に泊めてもらった翌朝。

テントを干している間、せっかく持ってきたのでロードバイクで少し走ることにしました。

ヒルクライムなら猿倉か八方だと教えてもらい、見晴らしの良さそうな八方を選択。

↓少々雲が出ていましたが、あの上まで登ります。


和田野のペンション街を抜けて、スカイラインコース沿いの黒菱林道をダラダラと。

↓景色は最高。 八方にして正解でした。


↓ヘリも休憩中


↓こっちは放牧中。


↓終点でし。 ちょうど1時間を切るタイムでした。


やっぱ足首もイタイ。

乗鞍出場の皆さんは明日頑張ってください。

北アルプス縦走4日目 ~岩歩きの最終日~

2010-08-25 | やまあるき
8月7日 北アルプス縦走4日目

この日は天気は良いものの、風が非常に強かったです。



↓朝日差す大キレットをカメラに収めようとする人々


↓実際歩く人は少なかったですが、、、


5時15分 南岳小屋出発

↓大キレット全貌。 


↓最低コルまでの下りはクサリ&ハシゴがしっかり設置されているので問題ありませんでした。


6時 最低コル 

ここからが核心部。信州側は風が強く、飛騨側は日が当たらず朝露で岩が濡れていて注意が必要です。



↓長谷川ピーク  飛騨側がスパッと切れ落ちていますが、高度感はそれほどでもなかったです。


↓長谷川ピークのナイフリッジを振り返るとこんな感じ。

ナイフリッジを向こう側(信州側)からこっち側(飛騨側)に乗っ越す訳です。

飛騨泣きもホールドがしっかりしているので、
馬の背のように足が震えて泣いちゃうようなことはありません。。。

↓難所を過ぎて、北穂小屋が見えてきました。 

足元と頭上、落石に注意しながらよじ登りました。

7時25分 北穂小屋

↓何も見えず、、、



北穂⇒涸沢も油断ならないルート

↓こんな感じ


↓飛騨側は笠がキレイに見えていました


↓そして信州側には涸沢


8時20分 最低コル

↓涸沢岳直下の直登

最後のクサリを登りきると、、、

8時55分 涸沢岳

↓ここからは少し安心して歩けます。


9時15分 奥穂山荘 ここまで一気に歩いたのでちょっと休憩

↓この日のジャンダルム。 今回は(も)勘弁してもらいました。またね。


9時50分 奥穂高岳 一気に人が増えて少し気後れ

↓溢れる人にシャッターを頼むのも億劫で、、、ぶっ刺しです。

結局いつもの下山ルート。前穂を目指して吊り尾根を行きます。

10時55分 紀美子平 ハングルが飛び交っていました。大陸の皆さんはエネルギッシュです。

絶対に登りには使いたくない重太郎新道。。。 みんなキツそう。

12時10分 岳沢小屋 今春再開したばかりでとてもキレイ

水タダに感動して撮っちゃいました。

13時30分 上高地到着

4日間ドライフードばかりだったので、売店のトマトに食いつく。


楽しい山行でした。

しばらく山はいいかな~と思ったのもつかの間、

この4日後には涸沢でテントを張っていた訳ですけど、、、

北アルプス縦走3日目 ~3,000メートルの稜線へ~

2010-08-22 | やまあるき
8月6日 縦走3日目 とっとと書かないと

↓常念とハバハバ。 この日は松本側の雲に遮られて、遅めのご来光でした。 


いずれにせよ前日サボったので、頑張らなければなりません。

↓まずは東鎌尾根を詰めて槍ヶ岳を目指します。


5時30分 西岳ヒュッテ出発 クサリ&ハシゴで一気に下ります。

6時10分 最低コル 

↓眼下に槍沢の登山道が見えます。けっこうな高度感。


東鎌尾根はけっこうスリリングなルートで歩いていて飽きませんでした。
どっかの樹林帯ルートとは大違い

7時25分 ヒュッテ大槍 


↓↓薄いガスが視界を阻み、なかなか槍の全貌が見えません。


8時05分 槍山荘到着 

ガスっていて眺望ゼロなので、ラーメンを作りながら晴れるのを待つことにしました。

↓で、ラーメン食べていたら、あららガスが、、、

毎度槍とは相性が悪いのですが、とりあえず穂先を登ります。

9時ちょうどに槍ヶ岳登頂

↓やっぱりガスガス。


↓この日の目的地南岳に向かう稜線。


槍ヶ岳山荘に戻ると、お盆の繁忙期前の荷揚げがピストンで行われていました。

↓槍の穂先と槍山荘の間のわずかな空間にピンポイントで飛んできます。


ほんの数秒間のホバリングで荷を交換し、今度はゴミを下ろします。

↓槍ヶ岳と東邦航空ラマSA315B   地上との連携もプロの仕事でした。


9時35分 槍ヶ岳山荘出発 標高3,000メートルの稜線歩きスタート

↓10時ちょうど大喰岳


↓中岳が見えてきました。 槍ヶ岳からは登山者も少なく静かな山歩きでした。


↓10時25分 中岳


↓真横から見る東鎌尾根の稜線。 えっちら登ってきた道です。


↓中岳⇒南岳は少し距離があります。


10時25分 南岳

↓後ろに見えるのは屏風岩。


11時25分 南岳テン場到着

↓4日間とも朝露がひどく、毎回テントを干してから設営していました。

まぁ、その間に飲んだくれる訳ですが、、、

不思議と3日歩いても筋肉痛&疲れは皆無。

逆に1日目からどんどん体調がよくなっている感じだったので、
あとは翌日の天候次第で大キレット越えを判断することにしました。

北アルプス縦走2日目 ~アプローチは刻んで~

2010-08-19 | やまあるき
8月5日(木) 快晴

ミドルホールの2打目、残り150ヤードでピッチングを選択するかのような、刻みの縦走2日目。

一日目の疲れが抜けきらず、あっさりと寝坊。

↓ご来光どころか、小屋泊の人たちにも遅れをとり少々焦る。

計画では槍の肩、最低でも殺生ヒュッテまで行くつもりでしたが、出発の段階で黄色信号点灯

5時40分 常念テン場出発

↓松本平もよく見えていました。


↓槍ヶ岳から一番左の前穂まで、4日目に歩いた稜線も一望できます。


↓横道岳から望む大天井岳

その名の通り稜線から外れた横道があり、登らなくてもいいのに無駄に登ってしまった。。。


↓稜線で見かけた雷鳥親子。

いつものことながら人に対して無警戒なヤツ。

7時45分 大天井岳登頂

↓今回の縦走で上高地から一番遠い地点。


表銀座の稜線から西に向けて一気に下ります。

↓大天井ヒュッテが見えてきました。

ヒュッテから左に伸びる巻き道が縦走ルート。

ヒュッテから超直登しているのが牛首展望台への道。 まさに牛首。

当然縦走ルートを行くはずなのですが、、、

なぜか展望台へ直登してしまいました。

展望台への道を縦走ルートだと勘違いしてしまったんですな。

↓これは登りきった場所(牛首展望台)をビックリ平だと勘違いして撮った写真。

「ビックリするほど景色がキレイやな~」とか思ってたら、牛首展望台と書かれた看板を発見して、

ほんまビックリしました。

ビックリの後には落胆と自分への怒りが、、、

展望台への道はピストンなので、苦労して登った道をヒュッテへ折り返します

自己嫌悪で足取りも重くなるわけです。

9時20分 再び大天井ヒュッテ

9時40分 今度こそ本物のビックリ平。 全くビックリしなかったけど。

11時10分 西岳ヒュッテ ここから東鎌尾根を攻めて槍ヶ岳に向かう予定でしたが。。。

↓なぜか缶ビールを握っている自分がいました。

1日目はあの三角形にやっつけられたんですな。

↓いい場所にテントを張ることができました。


常念山脈と槍穂連峰に挟まれた西岳ヒュッテ、本当にオススメです。


北アルプス縦走1日目 ~常念の人たらし~

2010-08-17 | やまあるき
8月4日(水) 北アルプス遠征初日を振り返ります。

秋田⇒長野700キロ 遠征と呼ぶにふさわしい距離でした。

前日仕事で帰宅が遅く、結局不眠不休で車を運転することになり距離感倍増。

徹夜明けという縦走スタートとしては最悪のコンディションでしたが、
縦走最初のピークである蝶ヶ岳まではヒデさん&玉ちゃんの白馬ペアが一緒に歩いてくれました。

ありがたいことです。

釜トンネルの時間があるので日帰りの2人の方が僕よりタイトなスケジュールなんです。

6時50分河童橋出発 徳沢までのウォーミングアップ中も眠たくて眠たくて。

8時10分 徳沢 MHWのスペーステーションをまじまじと見つめる二人

ここから樹林帯の急登が始まります、自分で選んだルートとは言え、、、

体力的にも精神的にもタフなルートでした。

11時10分長堀山を経由し、11時45分蝶ヶ岳登頂。 ヒデさんの表情が全てを物語っています。


全日本山小屋手ぬぐい協会会長は蝶ヶ岳ヒュッテで手ぬぐいを買い求めていましたが、売り切れ。。。

「他の種類はありませんか??」粘る会長。

で、全然蝶ヶ岳と関係の無い山荘の手ぬぐいを勧められる会長。

こりゃリベンジですな。

ここでリベンジを誓った二人と別れ、睡魔と闘いながらの稜線歩きスタートです。

12時15分 蝶ヶ岳出発 眠い眠い

12時40分 蝶槍 ここから一気に下ります。 あぁ勿体ない。

ガスが出てきて、槍穂連峰の眺望ゼロ。ガレた足元を見ながらの登坂が続きます。

常念の何が『人たらし』かと言うと、、、

鞍部から常念山頂までの稜線上に
フェイクのピークが3つもあるんです。

思い返してもイヤになるけど。

↓「おおっ!これを登りきれば」って頑張るでしょ


↓そしたらこんな感じで、、、


これを繰り返すこと3度

15時15分 常念岳 怒りの登頂でした。


ここからガレ場を一気に下ります。

16時 常念テン場到着 

↓当然こうなります。


テントを張る前に飲むことはあったけど、、、

テン場受付の前に飲んでしまったのは初めて。 

泥のように眠りました。

無事に帰還しました

2010-08-08 | やまあるき
計画通りとはいきませんでしたが無事に下山しました。

1日目:上高地→蝶ヶ岳→常念岳

2日目:常念→大天井岳→西岳

3日目:西岳→東鎌尾根→槍ヶ岳→大喰岳→中岳→南岳

4日目:南岳→大キレット→北穂→涸沢岳→奥穂→前穂→上高地

天候もよく、三泊ともテント+食料自前だったので超リーズナブルな山旅でした

詳細は後日。

一日目

2010-08-04 | やまあるき
無事に上高地から徳沢→蝶ヶ岳→常念岳→常念山荘テン場まできました。

強烈なアップダウンで、テン場に到着したのは16時でした。このルートはもう懲り懲り。普通に槍沢を詰めれば良かったと後悔しながら歩いていました。

元気やし、天候は大丈夫。

明日は大天井岳→西岳→槍ヶ岳の予定です。