白神山地をぐるっと一周するこのコース、いつか走ってみたいと思っていたのが叶い、強者の皆さんに連れて行っていただいた。
血沸き肉躍る、、、想像以上にアドレナリン出まくりの240キロだった。
前日夜、一緒に走る濃いメンバーや初めてのルートを想像し、興奮して寝られなくなる(笑)
ようやく日が変わるころに寝付いたかと思いきや、2時ころに近所で火事があったみたいで、けたたましいサイレンの嵐で目が覚める。
おかげで寝坊せずにすんだ。
3時45分 自宅出発
4時 朝練チーム集合
メンバーは3日前にも同じコースを走っている「変態の中の変態」moriさんと、秘密兵器901君。
不規則アタックをかけるような人はここにはいないので、安心して25キロ巡航で50キロ離れた弘前を目指す。
とにかく暗い、そして寒い!
青森県境の矢立峠はマイナス3℃
夜明け前、青森県に入ってからがめっちゃ寒かった。手足の感覚がなくなっていく。
弘前市内に入ってくると日も出て(比較的)暖かくなってきた。
弘前市内のコンビニで時間調整しすぎて時間ギリギリになってしまったけど、なんとか集合時間の6時ちょうどにタケウチ到着。
弘前チームの面々と合流
メンバーはK林さん、K部長、Fさん、S木さん、いわやっち、T先生、&キング!!
ん~錚々たるメンバー。まぁこの時期に240キロ走ろうって集まる人なんて、、、言っちゃ悪いけど、、普通じゃない。
そんな10名で西進鰺ヶ沢を目指す。
弘前城の桜は蕾にもなっていない。
会議で鰺ヶ沢までしかご一緒できないT先生がサポートと称して鰺ヶ沢まで向かい風のなか単独で牽きまくってくれた。
普段から高校生の「わげもの(若者)」と一緒に練習しているT先生の強烈な牽き、、あの~僕らわげものじゃないんすけど、、
岩城山麓のリンゴ畑。あまりのスピードにサイコンを二度見するK部長(想像)
あっという間に鰺ヶ沢到着。
ヤツはいなかったよ。
最初の休憩。日本海沿岸に出ると強烈な風!先が思いやられる。
納豆巻きとココア。。。誰とは言わないが、味覚を疑われても仕方ないセンスある補給食チョイス。
わげもの先生と別れて9名で日本海側を能代に向けて南下。
お待ちかねの強烈な向かい風!!天然の負荷装置により、否応なしに心拍が上がる。
K部長は向かい風+アップダウンの嫌なパートをさらりと牽いてくれた。
キングに「無理しすぎ」って言われてしまったけど(笑)僕も先頭に出て少し頑張る。
来週に迫ったツールド八ヶ岳に向けて高負荷で走っておきたかったので敢えて無理してみた、、後半あんなことになるとは思ってなかったし。。
開店前のイカ焼き村で2度目の休憩。ここでS木さんが折り返し、8名でさらに南を目指す。
日本海沿岸は湾と岬を繰り返しながら進む訳やけど、その微妙なアップダウンが脚にくるんよね。いい練習だ。
白神山地!
白神山地と太陽のパワーを全身に受ける901君。そのパワーが後半炸裂することになるとは、知る由もなく。
深浦を過ぎて少し行くと横風+追い風のミックスになり、「よかった、楽になるわ~」と安心したのも束の間。
弘前チームの強烈な牽き!!
特にコバチャンプが先週同じルートで某紳士に出がらしにされた恨みを晴らさんとばかりにゴリゴリ牽きまくる!
おーい!「江戸の敵を長崎で討つ」じゃないけど、僕は無関係やで!って心の中で叫ぶ(笑)
901君も901君で、集団走行に慣れていないもんやから、、、まさかの、集団を千切って単独で逃げる!
キングが「後ろを見るように」と止めに入る始末(笑)
この辺からポケットからカメラを出す余裕すらなくなり、走行中の写真ゼロ。キツすぎて笑っちゃうね。
能代からは追い風。
待ってましたとばかりにキングが「車と同じスピードで走れば車に迷惑かけない」とか訳の分からないことを言いながら牽きまくる。
「中切れは万死に値する」という名言をリフレインしながら必死で食らいつく。
終焉が近づいてきた。
キングから引き継いだコバチャンプも「ぽっちゃりパワー」とか言いながらアカン速度域で米代川沿いを遡上。
先頭を牽いたわけじゃないのに、お二人のおかげで能代⇒二ツ井がこの日一番キツかった。
みんなでストレッチ。こうなると消耗戦ですな。
二ツ井からは901君が無慈悲なパワーを炸裂させて列車が完全に崩壊!!(笑)
「あぁ、いやぁ~キツかったっす」って、こっちのセリフや!!
901君に筋組織を崩壊されてヘロヘロでゴール。
あーしんど。
弘前チームの皆さんは矢立峠を越えて残り50キロ。お疲れ様です。
こうして振り返ってみるとただ240キロ走るのとは全然違うね。強者と集団で走るのは楽しい!そして苦しい!(笑)
一緒に走ってくれた皆さんのおかげでいいトレーニングができました。
本当にありがとうございました。えっ?再来週にもう一周?遠慮しておきます(笑)