太陽も地球も日周運動をしています。
ある日あるとき、
太陽と一つの恒星が同時に真南にいたとします。
翌日、再びその恒星が真南に来た時、
太陽は真南から少しずれています。
太陽は星座のなかをゆっくりと東の方向に移動しているので、
その恒星の東側に位置を変えているのです。
だから太陽が真南に来るのは、もう少し時間が経ってからなのです。
この時、星は真南を過ぎて西側に移動しています。
太陽が元の位置に戻るまでの時間は、
恒星が元の位置に戻るまでの時間より約4分長くなります。
そしてこの太陽が元に戻る時間を「1日=24時間」とするのが太陽日です。
一方、
恒星が1回りする時間(地球の自転周期)は恒星日でしたよねぇ~
日常生活は太陽の光に従っているので、
私たちが日常使っている時計の24時間は、
太陽日なのです。