15世紀の大航海時代になると、
南半球から見える星星についても正座が作られます。
さらに、「こぎつね座」のように、
はくちょう座 や わし座といった伝統的な星座の間に、
すき間家具的に小さな星座が作られてゆきました。
こうして、星座つくりのラッシュが起こり、
個人的な趣味や権威の象徴として思い思いに星座が作られて・・
星座は混乱状態になってしまいました。
これでは、
星空を記録する上で非常に混乱します。
そこで、
国際天文学連合は 1928年に
88の星座とその境界線を定めました。
私たちが現在使っているのは世界共通で
この88星座です。
星座の境界線が定められているので、
どの星も必ずどれかの星座に属するようになっています。