24発で時給がパーになる、??…射撃女子・
1日に行われた射撃女子25メートルピストルの小西ゆかり選手(33)は、
時給850円のラーメン店でのアルバイト代で食いつなぎながら競技に取り組んできた
という記事を見つけた。
離婚、就職難。それでも2度目の五輪でメダルを目指したのは
「被災地を励ましたい」との思いからだった、という。
結果は予選敗退。だが小西選手は「最後まで被災地へ心をこめて撃った」と。
ピストルの銃口を25メートル離れた黒い標的に向ける。
小西選手と射撃との出会いは、ひょんなことがきっかけだった。
高校まで北海道八雲町で育ち、保育士を目指していた。
友人に誘われ、自衛隊の試験を受けたところ、
「たまたま合格した」。
東千歳駐屯地で勤務していたが、小銃の検定試験で成績が良かったため、
自衛隊体育学校の教官から声が掛かった。
2002年のワールドカップで日本タイ記録を出し、
04年のアテネ五輪に出場したが、予選敗退。
やり残した気持ちが強く、北京も目指したが、出場権を逃した。
09年2月、同僚の自衛官と結婚し、除隊した。
その後も競技は続けたが、自衛隊時代と異なり、
銃は地元の警察署に保管し、練習のたびに取りに行かなければならない。
自宅のある埼玉県朝霞市から東京の練習場に通ったが、練習時間は大幅に減った。
それでも10年8月の世界選手権で4位に入り、ロンドン五輪代表に内定。
しかし、夫は小西選手に家庭にいてもらうことを求めた。
次第に感情のすれ違いが生じ、昨年末に離婚した。
今は市内で一人暮らし。
自宅近くのラーメン店で注文の受け付けや皿洗いなどのアルバイトをこなしたが、
時給850円では競技を続けるのは難しいという。
弾は1発35円。24発撃ったら時給は消える。
自衛官時代は1日150発ほど撃っていたが、
空撃ちするなどして倹約せざるを得ない。
海外遠征や合宿の費用は貯金を切り崩してひねり出し。
今回のライフル射撃の代表選手3人のうち、他の2人は警察官と自衛官。
費用を気にせず練習に打ち込める立場がうらやましくもあった。・・うーん
華やかなオリンピックにも・・苦労人は多いようです。