オヤジのひとり言

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「 お茶屋 」さん

2009年11月09日 | Weblog
お茶屋

現在、

祇園にはお茶屋が約90軒ほどあるようです。

名前だけで開店休業状態のところもありますから、

実働しているのはもっと少ないはずです。

お茶屋は貸し座敷業と言えば分かりやすいのかもしれません。

お客に対して、遊ぶ場所を提供し、

心地よく過ごしてもらえる様、

気をくばるのが仕事です。

「お茶屋遊び」という言葉を聞いた事があるかもしれませんが、

イメージとしては、

料理を頂きながら踊る舞妓を鑑賞する、

といったところでしょうか。

そして、

大部分の人が、

「そんな事して、何が面白いんだ?」

と思っているはずです。

それは間違いではありませんが、

それでは表面しか見えていません。

お茶屋の座敷に上がる(宴会を催す)お客は、

何らかの目的を持っています。

例えば、お祝い事や、

接待、会合などです。

つまり、

飲食や芸・舞妓といった外から見える部分は、

その目的を達成する為の演出にすぎない訳です。

お茶屋は

お客の宴を全力でサポートしてくれる

心強い味方なのです。

しかし、

その宴の場所も、

最近ではお茶屋から料亭などへ移行しつつあるようです。

つまり、

お茶屋の主要業務が、

貸し座敷業から、

お酒を提供する事へ変わりつつあるのです。

そういったニーズの変化をとらえて、

最近のお茶屋では、

座敷の他にホームバーを持つところが多くなりました。

遊びのスタイルも時代とともに変わり、

サービスの形態も

それに迎合せざるを得ないのが実情のようです。

ホームバー

2009年11月09日 | Weblog
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だから、祇園へ行っちゃいましょうよ

祇園は大人の集う場所です。

大人といっても、

成人している人という事ではありません。

人として精神的に確立されているという意味です。

花街とお客の接点であるお茶屋が客を選ぶのはその為です。

お茶屋というと、

何だか堅苦しいイメージがありますが、

お客のお茶屋の利用スタイルも時代のの変化に伴って、

その役目は貸し座敷業から

お酒を呑む場所へと変わりつつあります。

おそらく、

お茶屋を利用する大半が、

芸・舞妓の芸を楽しむのではなく、

お酒を呑む為に通っていると言っても良いでしょう。

ですから、

お茶屋には気軽にお酒を呑める

ホームバーを持つところが多くなりました。

つまり、

お茶屋では必ずしも座敷に座って

料理を頼んで舞を鑑賞する必要が無い訳です。

ふらりと立ち寄って、

ホームバーのカウンターへ腰掛けて、

水割りを飲むだけでも充分OKなのです。

クラブやスナックで、

(34歳のスナックの女に金を巻き上げられて・
その上不審死ではやってられないよ)・・余談

高いお金を払ってまで、

我侭なだけのホステスに

気を遣っている自分に疑問を抱いたら、

思いきって、

祇園へ行っちゃいましょうよ。

最近は重い伝統に押し潰されてしまうのかと思いきや、

予想に反して

居心地良く過ごせる粋(すい)な場所。

そんな不思議な空間、

それが祇園です。

カウンターで気のおけない友人・知人との会話も弾みます。

因みにカラオケは有りませんよ

静かに飲むのはもってこいの

オヤジのお気に入りの場所なんです。