オヤジのひとり言

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オトナの町・・「祇をん」

2009年11月18日 | Weblog
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みんな・祇をんが好きなんどす。

その昔は

芸・舞妓が800人ぐらいいた時期もあった祇をんどすが、

その規模も今は10分の1ぐらいになってしまいました。

少なくなったとはいえ、

今でも舞妓の見世出しはポツリポツリとありますし、

細々としても伝統は受け継がれているようです。

祇園に入るとほっこりします。

「ほっこり」とは、

「ほっとする」とか

「おちつく」・

「気持ちが落ち着く」という意味どす。

やっぱり・・

オトナの町なんですネェ~

若い頃は、

鴨川を渡って祇園に行くには気を使ったものですが??

でも、

祇をんのよさを知っている人は今でも多い・

このまま残って欲しい・・・

そう思うお客がいる限り、

祇園は、

伝統を守りつつもその時そのときに合わせながら形態を変え、

これからも続いていくのだと思います。

今年も、

春には都をどり、

秋には温習会、

いつもと変わり無い「祇をん」です。

京舞・
井上流、
舞妓、
白川、
巽橋、
切り通し、
花見小路、

みんなみんな大好きです。

祇園の全部が大好きです。

「舞妓になりたい」・・症候群???

2009年11月18日 | Weblog
11/18

舞妓になりたい症候群

祇園に憧れる少女は、全国何処にでも居るようで。

必ずいるのが

「舞妓になりたい症候群」に陥った少女です。

その少女達が舞妓になりたい理由を言っていますが、

その考えを聞くかぎりでは、

おちょぼ時代さえも務まりそうにない感じだそうです。

全てがそうだとは言いませんが、

「綺麗だから」レベルの理由であれば、

変身舞妓屋さんに行って写真を撮ってもらえば、

それで充分満足できるはずですし、

むしろそちらがお薦めです。

彼女達は、

芸・舞妓がサービス業である事に気づいていません。

たとえそれを説明したとしても、

ほとんどの少女が

ごく普通のサラリーマン家庭の子でしょうから、

サービス業がどんな物であるかもわからないのでしょうね。

舞妓になりたい症候群に陥った少女が、

舞妓の華やかさよりも、

花街で生きる為の資質を問われるのです。

以前、

とある舞妓に「何で舞妓になったん?」と、

いけず(意地悪)な質問をした事がありました。

その妓は

「ウチ、馬鹿やし、舞妓にしかなられへんかったんどす」と

冗談を言っていましたが、

この世界が馬鹿では務まらない事を、

その妓が一番良く知っていたはずです。

祇園ファンとしては、

舞妓志願者が少しでも増えるのは嬉しい限りなのですが、

甘やかされた現代っ子には

かなり不向きなようどす、