My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風車6ヶ月点検が始まりました。

2005-06-15 21:14:21 | 風車日記
本日より風車の6ヶ月点検が始まりました。
朝、最近遠隔監視装置にあがってきているアラームの内容を担当者に伝え点検が始まりました。

しかし、皮肉なものです。先月に引き続き今月も予定より大幅に風が吹かずやきもきしていたというのに、点検で風車を止めるとなったら、風がメチャメチャ吹いてます。一番強い時間帯には10分間平均風速が20m以上、最大で28mほどの風速です。

ナセルの中は相当揺れたことでしょう。作業を担当した皆さんお疲れ様でした。
このまま、何事もなく無事に点検が終わりますように。

ところで、以前であれば今日のような強風のときは風車が過発電で止まっていましたが、本日は無事に乗り越えました。高風速では風車の出力を定格の600kwではなく520kwに絞るような制御に設定を変更してもらった成果が出ていると思われます。

私は、このことを600kwの性能が発揮できていないとネガティブに受け止めていません。
日本の厳しい風況の中で、より止まらない風車の運用のために風車メーカーが最大限の努力を続けているのだと考えています。

実は先日、浜松の新エネルギー国際会議に出展していた外国製風車(最近、葛巻町でブレードが脱落したメーカーです)の技術担当の方に、当町風況の厳しさと、現在の風車の出力を下げての運用についてどう考えるか質問したところ、その人も「やはり自分でも同じ方法を採るだろう、そのやり方は正解です。」と言っていました。当町でのやり方を疑っていたわけではありませんが、他のライバルメーカーの人の話を聞いてますます、安心しました。

話は変わりますが、東京の旅行代理店と思われる会社より、韓国人のお客さんが、自治体で運営している風力発電について興味があるので風車の見学をしたいという内容の問い合わせがありました。見学は自由にできますかとの質問でしたので365日いつでも自由に見学できる旨伝えました。予定があえば風車について説明しますよと言うと、見学の予定が土曜日で役所はお休みだから無理ですよねとのことでしたが、話を聞いてみると今週の土曜だというので、スケジュール帳を見たら空いていたので、せっかくだからご案内しましょうと伝えると、たいへん喜んでいました。

以前よりまったくの観光のついでというお客さんは無理としても、風車に興味がありわざわざ見学に来るという人から申し込みがあれば、休日でも体が空いていれば、現地で風車の案内をしています。仕事というよりはボランティア気分といったところです。

このブログを見て休みの日に、東伊豆町の風車を見たいという方(特に町外の方)がいればいつでもご連絡ください。スケジュールが合えば現地をご案内します。

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