シンポジウム1日目午後の部についてです。
まずは、「竜飛ウインドパークにおける風力発電の実証研究」についてですが、非常に興味深い内容でもっと時間をとってゆっくり話を聞きたかったです。
竜飛と言えば国内初の本格的実証試験設備として東北電力が平成4年に建設したものです。
このサイトは風の乱れが非常に強い所としても知られていて、発表の内容からも風の乱れによりヨー制御やピッチ制御関連の故障が多かったことが窺われました。また、これに対応するためピッチ制御の緩慢化や高風速かつ乱れの大きな場合には風車を停止するなどの運用試験も実施したとのことであった。
当初は275kw風車5基で開始した実証試験ですが、平成8年には300kw風車を5機増設しています。この増設した風車も運開後8年を経過するころから発電量が目に見えて減少しています。風車の損耗による故障の頻発が原因です。
また、運転開始から12.9年経過した風車のブレードが損傷したことから残存強度試験を実施した結果、疲労寿命を74.7%消費しておりほぼ寿命に達していたとの報告もありました。
東北電力が実証試験のために設置した風車ですから、恐らくかなり詳細なデータが蓄積されているものと思います。実証研究の結果は公開されているのでしょうか。是非、詳細を知りたいと思いました。
まずは、「竜飛ウインドパークにおける風力発電の実証研究」についてですが、非常に興味深い内容でもっと時間をとってゆっくり話を聞きたかったです。
竜飛と言えば国内初の本格的実証試験設備として東北電力が平成4年に建設したものです。
このサイトは風の乱れが非常に強い所としても知られていて、発表の内容からも風の乱れによりヨー制御やピッチ制御関連の故障が多かったことが窺われました。また、これに対応するためピッチ制御の緩慢化や高風速かつ乱れの大きな場合には風車を停止するなどの運用試験も実施したとのことであった。
当初は275kw風車5基で開始した実証試験ですが、平成8年には300kw風車を5機増設しています。この増設した風車も運開後8年を経過するころから発電量が目に見えて減少しています。風車の損耗による故障の頻発が原因です。
また、運転開始から12.9年経過した風車のブレードが損傷したことから残存強度試験を実施した結果、疲労寿命を74.7%消費しておりほぼ寿命に達していたとの報告もありました。
東北電力が実証試験のために設置した風車ですから、恐らくかなり詳細なデータが蓄積されているものと思います。実証研究の結果は公開されているのでしょうか。是非、詳細を知りたいと思いました。