はい、また行ってきました。与野本町。
すっかり慣れたけど、やっぱ遠~い。
昨日は、大迫力で、一段とキレイで悲しい「身毒丸」でした。
ネタバレあります。よろしくね。
「身毒丸 復活」
作 :寺山修二・岸田理生
演出:蜷川幸雄
作曲:宮川彬良
美術:小竹信節
美術補:中越司
衣装:小峰リリー
出演:藤原竜也、白石加代子、品川徹、蘭妖子、石井愃一ほか
彩の国さいたま芸術劇場・大ホール 3月12日マチネ観劇
あらすじ
母を売る店で買われた撫子(白石)。死んだ母を慕う少年・身毒丸(藤原)。
身毒丸は撫子を母とは、認めなかったが、男女として惹かれあうように・・
3回目の「身毒丸 復活」観劇です。
舞台って、生き物だなぁって改めて思いました。
昨日のは、初日よりもしっとりしていた感じ。
白石さんは、初日以上に、きめ細やかに演じられてました。
うーん色っぽくて、凄みもあって、ステキ。
竜也くん、身体の切れもいいし、イキイキと身毒丸を演じてました。
お気に入りのハンコのダンスも、楽しかったし。
ラインダンスの後の、乳母車みたいなのに乗ったお父さんも、
負の迫力、大。
ちょっと、ぞぞっ~と来ました。
初日と違うなと思ったのは、間合いがゆっくりというか、
場面転換でもバタバタしないで、
ちょっと一呼吸、余裕をみて動いていたという感じがしました。
出演者の方のブログによると、
前日に蜷川さんが観て、激しくダメ出しがあったそうですから、その成果かな。
でも昨日は、席が後ろの方で、初日とみえ方が全然違うから、
そのせいだけかもしれません。
深読みだったら、ごめんなさいです。
カテコは3回。
2回目からは、観客ほとんどスタンディング。
いや~この大迫力の、おもしろ舞台観たら、立つしかないでしょう。
竜也くん3回目でやっと笑顔。
お疲れさまでした。
時々腰に手を当ててたから、大丈夫なのかしら、とちょっと心配。
昨日ご一緒したのは、小栗旬くんの「カリギュラ」を観てから、
突然舞台に目覚めてしまった。
というNちゃん@20代。
開演前に、髪切虫のハンカチと卒塔婆のストラップ(写真参照)を買ってたら、
「そのストラップ、買うんですかぁ~」と
ひかれてしまいました。
ごめんね、Nちゃん、趣味が合わなくて・・・
「身毒丸」を観続けてると、なんか、人格変わっていきそう・・・なのね。
だって
「死ね死ね死ね死ね南無阿弥陀仏」だもの・・・
こわっ!
卒塔婆の表は「身毒丸 復活」裏には、蜷川、藤原、白石の豆印が。
般若のお面が、イマイチなんですけど・・・
紐の色は赤と金色がありました。
観終わった彼女の感想は、
「おもしろかった~藤原竜也くんはスゴイ。
旬くんは、まだまだですね・・・」
と、ちょっとがっかりしている様子。
大丈夫だよ。
竜也くんは、10年間も舞台やってるんだもん。
だから、あの迫力なのよ。
「そうですよね、旬くん、これからですよね~」
と、元気をとりもどしたNちゃんでした。
ホントおもしろかった。
また、行こうね~