余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

2021-02-20 00:07:25 | 雪の島の詩
揺れ動く影を目で追っていた
影踏みをしていたら
遠くへいた
いつも僕は何かを踏みながらの
生き方をしている
修羅
脳裏をよぎったのは本性が表現したこと
気付けば笑う自分がいる
修羅
(僕は死ぬのかな)
上手くなる私は近づく
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天秤

2021-02-20 00:06:07 | 雪の島の詩
木が花が
雲が風が
取り巻く囁く小さな音
幾つも見える道と道らしきもの
秤にかけては投げ捨てて
目移りして戯れて
僕はそしてまた眠る
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かしこ

2021-02-20 00:04:38 | 雪の島の詩
考えは突然として起こる
真直ぐ見てみなさい
正直さながらの広がる草花 土石
疚しさ残るなら六道へお行き

皆と同じことで嬉しさ覚え悩む
大きような 小さような
答え分からぬ人
かしこ
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雪男

2021-02-20 00:02:55 | 雪の島の詩
忘れっぽい そよかな風
可憐なる歌声と
照れ臭いキス
目をつむって下さいね
照れ笑いと仄かな憤り
雪男は周りを見渡して
少し心はどよめきだった
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