揺れ動く影を目で追っていた
影踏みをしていたら
遠くへいた
いつも僕は何かを踏みながらの
生き方をしている
修羅
脳裏をよぎったのは本性が表現したこと
気付けば笑う自分がいる
修羅
(僕は死ぬのかな)
上手くなる私は近づく
木が花が
雲が風が
取り巻く囁く小さな音
幾つも見える道と道らしきもの
秤にかけては投げ捨てて
目移りして戯れて
僕はそしてまた眠る
考えは突然として起こる
真直ぐ見てみなさい
正直さながらの広がる草花 土石
疚しさ残るなら六道へお行き
皆と同じことで嬉しさ覚え悩む
大きような 小さような
答え分からぬ人
かしこ
忘れっぽい そよかな風
可憐なる歌声と
照れ臭いキス
目をつむって下さいね
照れ笑いと仄かな憤り
雪男は周りを見渡して
少し心はどよめきだった