余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ピエドラ川のほとりで私は泣いた

2021-02-05 23:40:55 | マイブック(は)
「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」
      パウロ・コエーリョ 著
         山川紘矢+山川亜希子 訳

すんなり入ったり、止まって上をみる、
読み噛みしめてぼーっとする。
主人公の女性29才のピラールは恋に愛に途惑う。
途惑うというより諦め。
諦めというより現実を見詰める。
再開した幼なじみの男性。
恋の防波堤。
自分自身の他者と対話。
他者は体に入り、他者は片隅にいる。

海外の本たちは神を寄り添わせる。
この作家の本を探りたい。
愛に喜び愛に怯え、
とりあえず僕はこの本に恋をした。
幾度も恋をしていく中で。
いま愛について見詰め、
恋に恋愛と愛に思うものに出逢う。
好きな箇所を要約して、
愛は必ずどこかへ連れてゆく。
それは受け入れなければならない。
飢え死にするから。受け取らなければならない。
失望と悲嘆、永遠、私たちを救うために。
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どうしてと

2021-02-05 22:52:35 | リンゴのいろ(短歌)
どうしてと
いくつもでてくる問い掛け
きっとそれは
星々の数よ
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泣く人は

2021-02-05 00:12:19 | ウイルス時代(短歌)
泣く人は
ないことを知る
なぜられて
ほんのり甘い
動物の型
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