家庭用マシンでラテアートをしようとすると、
必ずぶつかるのがスチームの強さの問題。
それを解決するひとつの方法として「サーモスタットだまし」があります。
けんたろさんのHPから広まったといっていいのかな
(「同HP内の「スチームを持続させるには」を参照)。
ですが・・・これがどういうことかよくわからないというホームバリスタさん
たちによく出会うのです。
というわけで今回は「サーモスタットだまし」の超平易解説です。
家庭用のマシンのスチームは通常、
1、スチームボタンを押す
2、スチームOKランプが点灯
3、スチーム開始
の順で行いますが、これをマシンの挙動と合わせてみてみると、
1、(スチームボタンを押す)→ボイラーの制御がスチーム用のサーモスタットで行われるようになる
2、ボイラーが一定の温度に達すると(スチームOKランプが点灯)→サーモスタットが働きヒーターが切れる
3、(スチーム開始)→バルブが開放されされボイラー内の圧力が下がる
さらにわかりやすくイメージ図で見てみると、
という具合になります。
すなわち、マシンちゃんが「スチーム準備OKです!ご主人様!!」という合図を
してくれると同時に、なんとスチームを作り出すヒーターはOFFになっているのです。
これだと、スチームを開始すると、その勢いは弱くなっていくばかりですね。
そこで、このヒーターOFF動作をさせないために、サーモスタットが働いてヒーターが切れる前に
スチームを開始して、スチーミングしている間はヒーターをONにしておくというのが、
いわゆる「サーモスタットだまし」なのです。
タイミングよく行えば、素直なマシンちゃんは、だまされているとも知らずにヒーターをONに
し続けて、最後まで強いスチームを維持してくれるというわけです。
これもイメージ図で見てみると、
こんな感じ。
マシンによって準備ランプの動作は異なる(OKの合図がランプ消灯の場合やOKの合図自体無いなど)
のですが、マシンの内部の働きは同じなので参考にしてみてください。
またどのタイミングでスチームを開始すればヒーターがOFFにならないかは、時間や温度で
ご自分のマシンに合わせて行ってください(メーカーやマシンの個体差が結構あるので)。
いうまでも無いですが、メーカーの想定している使用方法ではないので、
マシンが故障した場合には自己責任で、ということになりますのでご注意を。
必ずぶつかるのがスチームの強さの問題。
それを解決するひとつの方法として「サーモスタットだまし」があります。
けんたろさんのHPから広まったといっていいのかな
(「同HP内の「スチームを持続させるには」を参照)。
ですが・・・これがどういうことかよくわからないというホームバリスタさん
たちによく出会うのです。
というわけで今回は「サーモスタットだまし」の超平易解説です。
家庭用のマシンのスチームは通常、
1、スチームボタンを押す
2、スチームOKランプが点灯
3、スチーム開始
の順で行いますが、これをマシンの挙動と合わせてみてみると、
1、(スチームボタンを押す)→ボイラーの制御がスチーム用のサーモスタットで行われるようになる
2、ボイラーが一定の温度に達すると(スチームOKランプが点灯)→サーモスタットが働きヒーターが切れる
3、(スチーム開始)→バルブが開放されされボイラー内の圧力が下がる
さらにわかりやすくイメージ図で見てみると、
という具合になります。
すなわち、マシンちゃんが「スチーム準備OKです!ご主人様!!」という合図を
してくれると同時に、なんとスチームを作り出すヒーターはOFFになっているのです。
これだと、スチームを開始すると、その勢いは弱くなっていくばかりですね。
そこで、このヒーターOFF動作をさせないために、サーモスタットが働いてヒーターが切れる前に
スチームを開始して、スチーミングしている間はヒーターをONにしておくというのが、
いわゆる「サーモスタットだまし」なのです。
タイミングよく行えば、素直なマシンちゃんは、だまされているとも知らずにヒーターをONに
し続けて、最後まで強いスチームを維持してくれるというわけです。
これもイメージ図で見てみると、
こんな感じ。
マシンによって準備ランプの動作は異なる(OKの合図がランプ消灯の場合やOKの合図自体無いなど)
のですが、マシンの内部の働きは同じなので参考にしてみてください。
またどのタイミングでスチームを開始すればヒーターがOFFにならないかは、時間や温度で
ご自分のマシンに合わせて行ってください(メーカーやマシンの個体差が結構あるので)。
いうまでも無いですが、メーカーの想定している使用方法ではないので、
マシンが故障した場合には自己責任で、ということになりますのでご注意を。