栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

なぜジーンズメーカーは相次ぎ経営破綻したのか。~日本の製造業が抱えている課題、問題点

2013-12-13 12:11:15 | 視点
 2013年11月26日、ジーンズメーカー最大手のエドウインが私的整理の1つである事業再生ADR手続きの利用を申請し、実質経営破綻した。
これでジーンズ3大メーカーといわれたボブソン、ビッグジョン、エドウインがすべて経営破綻したことになる。それもこの数年で。

 なぜ、ジーンズメーカーは相次ぎ経営不振に陥ったのか。
その背景を分析していくと、そこには広く製造業が抱えている課題、問題点も見えてくる。

本業外で巨額の損失

 最初に行き詰まったのはボブソン。
2009年に営業権を投資ファンドに譲渡し、創業家が経営から撤退した。
しかし、その後も同社の経営内容は改善されず、2012年4月に民事再生法の適用を試みるも結局6月に破産(現在、創業家が再び商標権を買い戻し、販売を続けている)。
 その頃からビッグジョンの経営不振も噂され、ボブソン同様に営業権を譲渡するのではと一部で見られていたが、2013年4月に官民ファンド「おかやま企業再生ファンド」の支援を受け、現在再建中である。
そして今回のエドウインだ。

 エドウインの直接的危機は

 こう書きながら、なにやら既視感を覚える。歴史は繰り返すと言われるが、オリンパスグループ、林原グループを挙げるまでもなく、過去、何度も見てきたお馴染みの光景

     (以下略)


経理担当の横領・着服に注意

低価格ジーンズに負けた?

旧態然とした流通と内向きの発想




 ☆全文は「まぐまぐ」の下記ページで
  http://archive.mag2.com/0000138716/20131119123014000.html

  リエゾン九州のHPでも読めます。



  人より一歩先行く営業102の法則。

  これからの時代で勝ち抜くのは営業術だ。