栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

菅直人の野望(2)~国会だけでなく党内のねじれこそ問題

2011-01-19 12:06:36 | 視点
国会だけでなく党内のねじれこそ問題

 小沢が越山会の資金問題を政治倫理審査会の席上であれ、その他であれ、再度詳しく説明しないため、国民の間に「悪代官」のイメージが定着しつつある。

小沢のどこが、何が法的に問題なのかをきちんと理解している国民がどの程度存在しているのかはかなり疑問だが、そういうイメージを作らせてしまった責任は彼自身に半分ある。

残りの半分は「小沢悪代官」イメージを繰り返し流したマスメディアである。

 いずれにしろ結果の半分は小沢自身にあるにもかかわらず、彼はいまだ口をつぐんだままだ。

そのことはさらに恐ろしい現象をこの国に生みつつある。

それはきちんとした法に基づくのではなく、感情、イメージ優先で、人民裁判的に裁く現象である。

その最たるものが検察審査会の議決だろう。

検察の基礎内容になかったものを、起訴相当決議の中に含めたが、このことがさほど問題にならないのはおかしい。

「悪法も法である」と言い、結果を敢然と受け入れたのはソクラテスだが、近代民主主義国家は法のルールを守ることで成り立っている。ルールは守られなければならない。


捻れ現象は国会だけでないところが民主党政権の存続を危うくしている。

小沢と菅の主張が捻れていたからややこしい。

 要は体質的には古い小沢の方がリベラルな主張で、市民運動出身の菅の方が自民党に近い

       (以下略)



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