栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

有田ニューセラミック研究会主催の研修会で連続3回講演

2010-02-20 23:44:01 | 視点
 有田ニューセラミック研究会(会長・共立エレックス株式会社の西山泰雄社長)主催の研修会で昨年9月から3回に渡り講師を務めた。

 統一テーマは「有田(焼)が生き残るために必要なものは何か」で
1回目は「伝統産業企業の現状と挑戦~有田(焼)ブランドをどうするのか?」
と題し、伝統産業の地盤沈下を「ブランド戦略」という角度から見ていった。

 有田焼にブランドがあるのか、ないのか。
それは使えるのか、使えないのか。

ブランドは時代とともに変遷するものであり、
「新しい時代に合う」ブランドに再構築する必要がある。

 2回目は「有田(焼)ブランドを再構築する経営戦略とは~有田焼ブランドを支える個々の企業の経営戦略について考える~」
と題し、伝統産業企業が疎かにしてきた顧客管理、PR作戦、新規顧客の創造をどうするか。

 価格設定の3つの視点を説明した。

 3回目のテーマは「有田陶磁器産業の進むべき道」

 地域を活性化するためにはオールドセラミックスだけでなくニューセラミックスも含め、いかに産業の集積を図るか、というようなことを中心に講演した。


 研修会後は懇親会