昨日26日は、栗之介がお空に引っ越した日でした。もう8年になります。
(2004年5月。。つまり栗が6歳8か月。恵が1歳11か月)
我が家の狆史(というか、犬史)は、すべて栗之介から始まりました!
そもそも、夫婦して猫派だった我が家が、なぜ、犬を、しかもワンコ初心者のくせいきなり狆を求めたのか・・
以下既にお話ししたこともあったかもしれませんが、栗兄ちゃんの日なので、あらためて聞いてやってください。
私は、人の言葉に非常に感化されやすい人間です。
平成年度に入って間もなく、アパートから戸建てに移って以来ずっと、コンパニオンアニマルが欲しいと思っていたのですが・・・
犬好きの友人が、私の運動不足を気にかけてくれて、軽い気持ちで、「あなたも犬でも飼ったらどうかしら?散歩で外に出るから適度な運動になるし。」と言ったのです。
えっ、犬?!犬・・・・いぬ・・・
それからです・・・どういう犬がいいかというリサーチが始まり・・・といっても、ネットなどなかった時代ですから、本を数冊買って犬のことを勉強しました。
でも、ぱぽはやっぱり猫がよかったようで、私が急に犬、犬言いだしても、まったく乗ってくれませんでした。私はしつこく、なにかにつけ、わんこを飼おうよとせがみました。
そんなある日、近所の本屋さんでみつけたのが、愛犬の友シリーズの「狆」。コーヒーカップやスリッパにすっぽりはまった可愛らしい子狆の写真にすっかり心を奪われ、こんな可愛い生き物がこの世にいたのかと、愕然としたのです。それからはもう、狆一直線でした。
ただ・・どこで狆を探したらいいのか、わからない。
そう思っていた矢先・・・市内のタウン情報誌に、ペットショップの広告が載っていて、「自家繁殖・・・シーズー、狆、ポメラニアン・・」とか書いてあるのをめっけ!
さっそく電話したところ、今ここにはいなくて、これから生まれるので、予約して欲しいとのこと。
そのショップに行ってみたら、、老夫婦が経営する小さくてあんまりきれいじゃない感じのお店でした。
言われるまま、「狆 オス 1匹」と予約し、数か月待つと・・・「10月初めに生まれるので、3か月くらい経ったら引き渡せる」との連絡。
これが、栗之介との出会いだったのです。
12月にショップに初めて会いに行ったとき、ケージにぴったりとお顔をくっつけて、じっと私を見つめてくれた栗のつぶらな瞳が真剣で・・・「はやく、ぼくをお家へ連れてって」
これからこの子の親になるんだという喜びとともに、責任感が湧いてきましたねぇ・・・。
実は、びっくりするほどの値段でしたが(はっきり言って、ぼったくり価格)、ぱぱは何も言わずに即キャッシュで払ってくれました。
今考えてみたら、近所の書店によりによって狆の本があったのも、それからすぐタウン誌で「狆」の文字を見つけたのも、すべて栗が我が家に来ようとして準備してくれていたのでしょうね。
ありがとう、栗くん!!!ショップのぼったくりオヤジさんにも、感謝!
不思議ですね、狆とのご縁って。
皆さんは、なぜ狆だったのですか?