おはようございます。
本日の画像は、昨日の洗米の様子です。
よく洗米は秒単位での管理が必要だと言われますが、その通り！
こうじやん、もとやん真剣です。
美山錦の精米歩合50％の洗米だったのですが、白米水分11.5％、水温18.8℃、気温18℃、お米の温度が19.3℃の状態で、全工程６分３０秒で吸水歩合132.4％でした。
上手！！
吸水が早いと思われる蔵人の方もいらっしゃるのではないでしょうか！？
原因は精米時の摩擦により、お米の水分は15％位から10％位まで減少しますので「枯らし」をし空気中から水分をゆっくり（急速に水分を戻すとお米は割れてしまいますの）と戻してあげなければならないのですが、精米後６日しか経過していなく、枯らし不足で白米水分が少ない為、早く水を吸うのです。
この「ゆっくり」がキーワードで、「枯らし」の時、どのような袋（容器）でどの位、どのように枯らしをするかまで気を配る事が大切です。
今回のお米は酒母麹米なので、本格的な仕込の頃には白米水分も補われていることでしょう。
