久しぶりに一眼カメラを持って出かけた。
いつもの単焦点に望遠レンズも同伴してのカメラ散歩だ。
杉並区の善福寺公園。
善福寺池の周囲に広がる静かな公園だ。
わが家から自転車で30分あまりだからちょっと距離がある。
カラフルな足漕ぎボートが池面にゆらゆら。
土曜日なのにあまり人影もなくて深閑としている。
何度も深呼吸をしてオゾンを胸いっぱいに吸い込んでみる。
野鳥観察の人が何人もいる。
私も慌てて望遠レンズを装着して構えるが
動きが素早くてなかなか撮れない。
鳴き声からすると多分「モズ」だと思うんだけどなあ・・・
お、アオサギさんがいた!
この方は優雅な容姿に似合わず意外に攻撃的で神経質である。
私がカメラを構えるといきなりメンチを切られた。
と、思った瞬間、サッと飛びあがった!
おお、待て、逃がさんぞ!
葭原をぐるりと周回するとさらにスピードアップ。
カメラマンも懸命に追いかける。
そんな私を嘲笑うかのようにバタバタと飛び去ってしまった。
でも、この写真、結構な躍動感があっていいと思いませんかねえ!
まあ、ひとり満足ですが・・・
池の端にスイレンが群生している。
睡蓮と書いてスイレン、朝寝坊なのか午後になって花を開く。
宮本輝に「睡蓮の長いまどろみ」という小説があったが
漸く「まどろみ」から覚めたという風情だろうか。
写真を撮っていたら何やらこっちが眠たくなってきた。
睡蓮と言えばどうしてもクロード・モネの絵を連想する。
彼の睡蓮好きは有名でジヴェルニーの自宅の庭にわざわざ睡蓮池をつくり
来る日も来る日も飽きもせずに睡蓮を描き続けた。
その執念、情熱、思い、なんか恋愛に似ているなあとピント外れの妄想。
そんなことをボンヤリ考えいたら・・・
お、おお、カワセミがいる!
わがジョギング公園のバードサンクチュアリにもいるにはいるのだが
最近はトンと姿を見せずにヤキモキしていた。
その美しさは「渓流の宝石」などと呼ばれ、野鳥ファンの人気№1である。
まさかこんな遠征先で出逢えるとはラッキー!
獲物を狙っているようだから、こっちも息をひそめてカメラを構えたのだが・・・
サッと水に飛び込んで獲物をキャッチ!
うーん、動きが速すぎて撮れなかった・・・
嘴の先に小魚を咥えているのが見えるだろうか。
残念だが、まあ、カワセミを撮れただけで今日はよしとしよう。
子供がボートにのってはしゃいでいる。
そう言えばボートなんてもう何年も乗っていないなあ・・・
一瞬、乗ってみようかとも思ったのだが
いい年をしたオジサンが一人でボートを漕ぐ姿も憐れなのでやめた。
ちょっと汗ばむような日に・・・久しぶりに心にも汗をかいた。
まろさんありがとうございます!
アオサギにカワセミまでいるなんて・・・
ガキの頃は虫取りやざりがに取りばかりで
そんな情緒を味わうことありませんでした。
一眼、いいなぁ。
Nikon F、思いきって修理に出そうかな・・・
なんちゅうか、一応はリクエストにお応えしたつもりです。(笑)
結構遠くて、帰りには自転車のサドルでお尻の皮がすりむけて
お風呂に入った時に悲鳴をあげました!
でも善福寺公園、静かでほどよい規模で、いいところですね。
虫捕り、ザリガニ捕りの今でもガキはいましたよ!
申し訳ありません・・・・・
すりむいた傷にはワセリン塗って
ラップ(食品用の)をしておくと
痛みもひき、早くきれいに治ります。
どうぞお大事に_(__)_
なるほど、やってみます。ありがとうございました。