昨日の朝は、見事な「ご来光」だった。
太陽がこれほどまるごとクッキリ見える日は意外に少ない。
普通、「ご来光」とは富士山など山の頂上から見る日の出だが
団地の窓から見える朝の太陽も、あえて「ご来光」と呼んでみたい朝だった。
空全体があざやかなオレンジ色に染まって
まさしく「早起きは三文の徳」と言ってみたい夜明けだった。
朝食の後、たまっていた新聞を読んでいたので
ジョギングに出たのは10時前だった。
団地内の街路樹も一日ごとに色づいて来る。
結構寒い!長袖のジョギングウェアの上にパーカーが欲しくなる。
公園のメインストリートは銀杏並木。
すっかり黄色に色づいた木、まだ緑が残る木、いろいろである。
どういうメカニズムになっているのか・・・
私は昔から「並木道」という言葉が大好きである。
何となくロマンチックな響きがあって、気持ちがウキウキと弾む心地がする。
毎日、下を通っているのに、毎日、決まって見上げてしまう。
イチョウ並木と言えば、東京では神宮外苑が有名だ。
絵画館から神宮球場にかけての一帯はいつ歩いても心が浮き立つ。
大阪ではやっぱり御堂筋のイチョウ並木だろうか。
北から南へ、南から北へ、昔はよく歩いたし、せつない思い出も多い。
並木道と言えば、若い頃、北海道大学のポプラ並木を歩いたことがある。
広大な北の大地に延々と続くポプラの林立は圧巻だ。
石川啄木に憧れて北大受験を志したこともあったが、数学がからっきし駄目だった。
アカシアの 並木にポプラに秋の風 吹くがかなしと 日記に残れり (啄木)
先日、大学女子駅伝が行われた仙台の定禅寺通りは
杜の都を象徴する美しいケヤキ並木だ。
母校がぶっちぎりの優勝で連覇を飾り、久しぶりに興奮した。
そう言えばパリのシャンゼリゼ通りのマロニエの並木道も有名だ。
私は秋にしか行ったことがないが、春のパリもいいだろうなあ・・・
でも、冬枯れのマロニエの並木道もなかなか風情があってよかった!
イチョウ並木の横で花梨の実も黄色に色づいている。
大昔、古賀メロディーの名曲に「人生の並木道」という歌があった。
都会に出て来た兄妹が励まし合いながら人生の苦難を乗り越えて行く歌だった。
人生が「並木道」かどうかは議論のあるところだが
四季折々、木々の色どりを心に刻みながら長く苦しい道のりを歩いて行く。
確かに人生にオーバーラップするイメージはあるなあ・・・
真っ赤なピラカンサとイチョウの黄色。
その向こうに聳え立つ団地の高層棟のとり合わせは
なかなかのベストショットではなかろうか!
などと、自己満足を噛みしめながらオジサンは再び走り出す。
僕と彼女の並木道 とかいうのもあったような。
並木道 って、確かにロマンチックで独り占め感のある響きがありますね ☆彡
ご来光綺麗ですね。
ドラマに出てくるみたい。
私も並木大好きです♪
銀杏、桜、欅。
神宮外苑の並木は毎年見に行きますよ♪
イベントもやってて楽しいです(^o^)
お久しぶりでございます。
ハマショーは確か「駅前の並木道」とかではなかったですか?
海月様の場合はさしずめ「花の咲き乱れるベランダ」です,>
ひとり占めではなく、ふたり占めになるといいですねえ!(笑)
今日は一段と寒いので、私も今日のジョギングは
手袋着用しようかなあ・・・などと。
並木道はいいですよね、何とも言えぬロマンチックな響きがあって
どこまでも歩いて行きたくなります。
読んでいて神宮にもパリに行きたくなりました。
もみじが綺麗なところは、京都等にくらべると東京にはあまりないようなきがしますが、その分銀杏並木はたくさんありますよね。
それにしても秋はいいですね
おお、そうですか!さしずめ「並木道」友だちですなあ(笑)
戸塚嬢が旦那さんとボクと三人で神宮外苑をそぞろ歩く姿は
とっても絵になる光景で、JRのポスターにでもしたいほどです。
オジサンがショボショボと並木道を走っても絵になりません(笑)
並木道をならんで歩く3人の間に、
はたしてどんな確執が…。
本格ミステリーですね。
そういえば、赤坂の迎賓館前も
綺麗な並木道だったような。
相当、長編の骨太なミステリー小説が書けそうですね!
それは大いなる誤解です!
ボクというのは戸塚さんのボクちゃん、息子さんのことです!
なんでそこに私が登場するのか、わけわからんチー!!
私の表現が軽率でした・・・(涙)戸塚さん、申し訳ない!
そやから違うって言うてるでしょう!
幸せなご家族に中年オヤジ三人が加わってどないするの?
骨太なミステリーどころか気色悪いだけの大人の遠足でしょ!
あきこさんにも失礼やないですか。
いやあ・・・まいった!