まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

おふくろの味

2014年09月04日 | 日記

昨日は番組のロケ立ち合いでした。
場所は横浜・磯子の高台に建つ高級和食レストラン。
あの「和の鉄人」で知られる料理人・中村孝明さんのお店です。

残念ながらグルメ番組ではありません。
和食が「世界遺産」に登録されたのを追い風に
アジアに打って出る日本の食品メーカーやレストランチェーンの
奮闘ぶりを描いたドキュメンタリーです。

午前中は料理の「ブツ撮り」でした。
台本担当の私が立ち合う必要はないのですが
撮影が終わった料理の「つまみ食い」が目的でした。(笑)

料理をいかにキレイに美味しそうに撮るか・・・
商品撮影(商撮)はプロの腕の見せどころだけに時間がかかります。
ディレクターのTシャツが派手過ぎます。
あのさあ、お前がそないに目立ってどうするんや!(笑)

おお、松茸が出てますよ!
関西人は松茸を「マッタケ」と呼んで珍重します。
炭火で軽くあぶりスダチをしぼっていただくのがが一番ですが
天ぷら、土瓶蒸し、マッタケ御飯もいいですねえ・・・
ああ、お腹が鳴って来ました。(笑)

午後からナビゲーター役の大杉連さんが到着。
めったに見たことがないスーツ姿は気合いの表れでしょうか。(笑)
連さんは私より一つ年上の62歳。
モノの価値観や言葉の感覚、ボケとツッコミの間合いも似ていて
実にウマが合います。(笑)

俳優・大杉連VS料理人・中村孝明。
お二人の「和食談義」は本当に愉しく興味深いものでしたが
最後に「お二人にとって究極の和食は?」という質問に対する答えが意外でした。

孝明さんは「お母さんがつくったちょっと甘めの卵焼き」
大杉さんは「おふくろが握った塩むすび」

なるほど、そういうものかも知れませんねえ。
その後、お二人はそれぞれ貴重な「母の思い出」を語ってくださいましたが
何ともいい話で、涙もろい私はホロッとしてしまいました。(笑)

どんな高価なグルメ料理より、おふくろの味にまさるものなし・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿