箱根の芦ノ湖です。
昨日は取材で久しぶりに箱根に出かけました。
東京もいつになく涼しかったですが
箱根はちょっと寒いぐらいで上着が欲しかったです。
せっかくカメラ持参で来たのに世界遺産の富士山は顔を見せず・・・(泣)
遊覧船の横ではバス釣りニーチャン。
月曜日にも関わらず結構な数の観光客がいましたが
遊覧船から降りてくるのは外国人ばかりでした。
しばらく待ってみたものの
無情の曇り空は一向に晴れる気配がありません。(泣)
仕方なく昼食のカレーを食べて目指す「ポーラ美術館」へ向かいました。
箱根千石原のポーラ美術館。
建物の周囲は幻想的な霧につつまれていました。
待ち合わせ時間に30分ほどあったので美術館の遊歩道をブラリ。
周囲には木道が整備されていて散歩が楽しめます。
これが実に何とも広大な敷地で「全部ポーラの持ち物なのか!」と
同行のディレクター氏と感心しきりでした。(笑)
周囲にはブナ林が残っています。
さすがに箱根だなあ!と二人でまたまた感心しきり。
心なしか空気の「清浄感」がぐっと増したような気がしました。
倒木や枯れ木も多いのですが・・・
そのブナの木の幹にと、とんでもないものが!!
これ「サルノコシカケ」ではありませんか!
サルノコシカケと言えば、猿が腰かけるという伝説のキノコではありませんか!
癌にも効果があると聞く貴重なキノコではありませんか!
直径25センチ近くはある立派なものです。
思わず「これ、一つでいくらぐらいするんやろ」と言ったのは
ディレクター氏ではなく・・・私でした。(笑)
サルノコシカケに見惚れているうちに
霧はドンドン深くなって来て気分は「五里霧中」。
もうすっかり富士山は諦め、寒さに震えながら取材に向かいました。
明日はポーラ美術館です。
やっぱりいいですよね、箱根は・・・
東京から近いのに「旅気分」を味わえるのは貴重です。
今回、仕事なので湿性花園は立ち寄れなかったのですが
ぜひ一度、行ってみたいなあと思いました。