朝、ジージーという蝉の声で目覚めました。
眠い目をこすりながらカーテンを開けるとベランダに一匹。
うーん、お前も早起きだなあ!
夕べは遅かったんだから、もうちょっと寝かせてくれよ~
と文句を言いつつ朝食の後ジョギングへ。
夏木立に蝉時雨が賑やかです。
アブラゼミに混じってツクツクホウシの声が聴こえました。
暦の上では今日から「立秋」だそうですが、ちょっと気が早いやつもいます。
おお、鳴いてる鳴いてる!
寸暇を惜しんで身を焦がすように鳴いています。
蝉時雨を聴きながら読書の人。
私と違って「泰然自若」の趣きがありました。
蝉時雨を聴きながら夏バテ気味の猫。
友好を示そうと近づくと露骨に警戒されてしまいました。(笑)
おお、スゲー、鈴なりになってる!
こんなに大量の「抜け殻」を見たのは初めてかも知れません。
足元を見ると地面に無数のセミ穴が・・・
みんな頑張ってこの世に生まれて来たんだなあと、思わず瞑目。
こちらの木にもひしめき合っています。
今年はひょっとしてセミの「当たり年」でしょうか。
俺はまだまだ抜け殻にはならないぞ!と妙に力が入ってしまいました。(笑)
セミの一生は儚いものですが
短い夏を精一杯鳴き続けるその姿に感動することもあります。
と言いつつも、私は実はセミが大の苦手で
ジョギング中に飛んで来ると、思わず悲鳴を上げたくなったりします。
セミはなぜあんなに闇雲に飛ぶのでしょうか・・・
よるべなき 還暦ジョギング 蝉時雨 (杉作)
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