〔15.3.10.日経新聞:経済面〕
日本生命保険は2015年度からの3年間に、環境やインフラ、ベンチャー企業などの成長分野に最大で1兆円を投融資する計画をまとめた。11年度から14年末までの実績約6千億円を上回る規模になる。明治安田生命保険など他の大手生保も成長分野への投融資に力を入れている。
日生が成長分野と位置づけるのは、環境やインフラに加え、海外進出を目指す企業や新興国、物流施設用の . . . 本文を読む
〔15.3.10.日経新聞:経済面〕
世界の金融当局者でつくるバーゼル銀行監督委員会で、銀行が保有する金利商品に追加で自己資本の積み増しを求める案が議論されている。金利の急上昇(価格の急落)リスクに備える新たな枠組みで、導入されれば国債や長期固定の住宅ローンを多く抱える邦銀は資本の積み増しを迫られる。資本増強の代わりに保有国債を売却すれば長期金利の急上昇を招く恐れもあり、メガバンクなどは議 . . . 本文を読む
〔15.3.10.日経新聞:総合2面〕
安倍晋三首相は9日、7年ぶりに来日したドイツのメルケル首相と会談した。ウクライナ問題や対ロシアをめぐって協調をうたい、温度差のある歴史問題などは深入りを避けて距離を縮めようとした。両国関係は政治、経済分野で様々な可能性を秘めており、首脳対話を積み重ねて立て直しを急ぐ。(1面参照)
「日独は自由や民主主義など価値観を共有している。様々な課題で連携 . . . 本文を読む
〔15.3.10.日経新聞:総合1面〕
人の動きを助ける装着型ロボット「HAL」。歩くのが不自由になった人の歩行の手助けや介護作業の補助など、さまざまな用途が見込める世界最先端のロボットスーツを福島県郡山市で量産することを決めた。同県を選んだのは、「地域全体で成長分野を開拓し、世界をリードしようという熱い思いが伝わったから」と話す。
東日本大震災からの復興で、福島県は医療機器産業の集積を大き . . . 本文を読む
〔15.3.10.日経新聞:1面〕
セブン&アイ・ホールディングスは大阪府地盤の大手スーパー、万代と資本・業務提携する方針を固めた。来春までに万代の全株式を保有する持ち株会社から、約30%の株を200億円で取得するとみられる。セブン&アイは近畿圏の店舗網が手薄で強化策を模索してきた。消費が低迷するなか、大手流通企業を軸にした業界再編の機運が一段と高まりそうだ。
万代は大阪を中心に京都や兵庫な . . . 本文を読む
〔15.3.10.日経新聞:1面〕
右図:技能実習制度について(総合2面・きょうのことばから)
政府は日本企業の国際展開を後押しするため、海外の生産拠点で働く外国人の技術管理職を日本で育てる新たな制度を導入する。外国人研修生を日本に招いて初歩的な技術習得を促す既存の技能実習制度(総合2面きょうのことば)とは別に、海外子会社などの外国人従業員を日本の本社などに受け入れ、海外の生産現場を統括す . . . 本文を読む