〔15.1.7.日経新聞:総合2面〕
▽…企業が賃金表を書き換えて、社員の賃金水準を一律で引き上げることを指し、ベアとも呼ばれる。新入社員からベテランまで全ての社員の賃金を底上げする効果がある。勤続年数が1年伸びるごとに、賃金表に従って給与が増える定期昇給とベアを合わせて、実際の賃上げ額が決まる。
▽…企業は業績が良くなると、ベアかボーナスで社員に還元することが多い。企業から見ると、ベアに踏 . . . 本文を読む
〔15.1.7.日経新聞:総合2面〕
春季労使交渉に向け、賃金水準を一律に引き上げるベースアップ(きょうのことば)を容認する声が経営トップから上がり始めた。安倍晋三首相は法人税の減税分を原資として、経済界に2年連続で賃上げを求める。メーカー首脳らは6日、「経済の好循環に向けベアも検討する」などと表明。実現すれば個人消費の追い風となるが、賃上げ幅にはばらつきも出そうだ。
「やるなら今でし . . . 本文を読む
〔15.1.7.日経新聞:1面〕
日本、フランス両政府は3月にも外務・防衛担当閣僚級協議(2プラス2)を都内で開き、武器や防護服など防衛装備品の輸出や共同開発を進めやすくする協定を結ぶことで合意する。武器輸出を原則禁じる方針を転換した防衛装備移転三原則を踏まえたもので、水中で使う無人機の開発などを念頭に置く。友好国などとの装備品の共同開発や輸出に弾みがつく。
協定は装備品の厳重な管理を締結 . . . 本文を読む
〔15.1.7.日経新聞:1面〕
コンビニエンスストア大手5社の2015年度の国内の新規出店計画数が5年ぶりの前年割れとなる。過去最多を予定するセブン―イレブン・ジャパン以外は出店を抑える。これまでコンビニ各社は積極出店で成長してきたが、消費増税後は全体に売り上げが伸び悩む。収益を確保するためにも、不振の既存店舗への投資などを重視する姿勢が目立ってきた。
5社合計の15年度の出店計画数は4 . . . 本文を読む
〔15.1.7.日経新聞:1面〕
原油価格の急落をきっかけに、投資家が安全資産に資金を移すリスク回避の姿勢を強めている。6日の東京市場は海外ファンドが主導する形で株安と債券高(金利は低下)が進んだ。実体経済に照らして市場の過剰反応を指摘する声はあるものの、当面は投機的な資金の動きに市場が身構える局面が続きそうだ。(関連記事国際2面に)
日経平均株価の終値は前日比525円52銭(3.02% . . . 本文を読む