goo blog サービス終了のお知らせ 

「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋さすらい 0412 - 社長が選んだ居酒屋 - 「村役場」(台東区上野)

2011-02-14 12:30:29 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
当ブログにおいて最多訪問数を誇るのが、実は御徒町の「村役場」である。厳密な訪問数を記録しているわけではないので、何度行ったかは不明だが、少なくとも1年に4回は訪れているので、恐らく20回以上は訪問したことだろう。
だが、小欄で紹介したのは僅かに2回だけだ。
何故、これだけ多く訪問しているのか。
それは、会社の会議がここで行われるからである。弊社の社長との個別のミーティングはほとんどこの「村役場」で行われている。
大概、夕方の16時くらいに店に入って、長い時で2時間、短いときでも1時間程度ミーティングを行う。
飲むのは瓶ビール(サッポロ)。
延々とこればかり飲むのである。

この度、小欄で同店を掲載することにしたのは、2010年の3月から5月の3ヶ月間のうちに3回も同店を訪れたからに他ならない。
それは、5月までもつれたわたしの春闘だったからである。

結論から、記そう。
結局、わたしの春闘は敗北だった。希望通りの賃上げを勝ち取ることができなかったのである。

こんな調子だから、「村役場」の印象はあまりいいとは言えない。
要するに、唯一無二の定点観測である居酒屋の中で、わたしにとって唯一無二の苦痛の場なのである。

開店は朝の11時から。
先述したとおり、わたしは16時くらいに店に入る。大概、店内はガランとしているが、決まって複数の客が既に飲んでいる光景にも出くわす。多くは定年退職した爺さん連中である。同店で女性をみたのはたったの2回である。スナックのママ風の女、そして夫に連れられてきた熟女だ。
若い女性を見たのは唯の一度もない。

この日、社長とつついたのは、「ニラ卵」、そして「マグロブツ」。
この他、社長の定番は「ネギトロ巻」、そして「ゲソの天ぷら」だ。
同店のメニューはかなり豊富である。
どちらかというと一品料理にこそ、同店の真骨頂はあるといっていい。
だから、串焼きもメニューにはあるにはあるが、わたしの経験からいえば、あまりお奨めではない。
むしろ、魚関係の方が得意であると評価している。

何故、社長が御徒町界隈で数多ある居酒屋のうちに、この店を選んだか。今をもって謎である。一時期、社長は「村役場」から遠ざかったときがある。
曰く「料理がマズイ」。
だが、その後社長は再び「村役場」を根城とした。その変心の真意は分からない。恐らく、ミーティングのしやすさを優先したのではないかと思われる。
御徒町は昼間酒が出来る店がかなり多い。
ガード下の「さんまる」は朝の7時から開店。その対面にある「ボヤキ」も15時くらいから開いているそうだ。確か、立ち飲み屋の「味の笛」もけっこう早い時間にオープンしていた記憶している。
この中で本格居酒屋は「村役場」だ。
わたしの中では酒肴はそれほど悪くはないと思う。

同店の店員はいずれも東南アジア系の女性である。
日本語を巧みに操り、いい人ばかりである。
以前、酔客に「どんな焼酎があるのか」と尋ねられた店員は「はげあたまがあります」と答えたところ、「禿げ頭とは失礼な」と半ば冗談に返した。するとその女性店員は、必死で弁解するなど、生真面目に仕事にハゲむ。

最後に、20数回の訪問の中で、これはお奨め!という酒肴を挙げる。
「漬物」と「焼きそば」、そして「フライドポテト」である。
実は、他に食べたいものが多々あるのだが、社長の手前、頼めないのである。
だから、一番多く通う居酒屋なのに、実はその実像をわたしは知らないのかもしれない。

過去ログ
■ 居酒屋放浪記NO.0053 ~世の中馬鹿なのよ~「村役場」(台東区上野)


■ 居酒屋放浪記NO.0076 ~漬物が一等だ!~「村役場」(台東区上野)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年も更にうまかったゼ!「... | トップ | 居酒屋さすらいアワード10 April »

コメントを投稿