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居酒屋放浪記NO.0008 Spring has come ~「魚鮪旬菜 達(たつ)」~(港区三田)

2005-03-02 22:22:27 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
  目の前にある鮟鱇(あんこう)の肝を見て思ふ。一体こりゃ、何なんだ?肝っていうくらいだから肝臓なんだろうなぁ。眺めているとその色合いからフォワグラを思い出してしまう。あれもやはり肝臓だったよなぁ。しかも、とびっきり肥大させた。このアンキモっていうのも肥大しているのかしらん。とにかく不気味。とにかく尋常じゃない。  先日健康診断の結果が出てきた。基本的にどこも悪くないようである。全て基準値のド真ん中。だが、それがかえって怖いのである。毎日毎日お酒を飲んで、気がつきゃこんなに肝臓が肥大していた、なんてことになってたら。体重62kg。昔に比べれば少しは目方も増えたけど、基本的には10年前とそう変わらない。だが、少しずつだが、確実に僕の体はおっさん化してきている。この一年間、草野球もプレーせず、筋トレも怠り、週末のジョギングもさっぱりやらなくなった結果、胴まわりに余計な贅肉が・・・・・。しかし、BMIだっけ?体脂肪値の目安みたいな指数。それには中肉中背どころか、「痩せている」とすら書かれている。と、いうことはこのお腹についたお肉ちゃんは内臓脂肪ってやつか?ってことはやはり僕ちゃんの肝臓は今目の前にあるアンキモのように醜い姿となってしまっているのか~。俺はイヤだ~。(井上まー風に)と、嘆いたところで、もう後の祭りである。ここは男らしくガブっとビールを喰らおう。「僕らはビールの前では無力だ」などと訳の分からないことを言いながら。「キリンラガークラシック」、実にうまいのである。「不器用ですから」(高倉健風に)などと溜息のひとつでもついてバクっとアンキモを口に放るとじわりと口に広がる至極の味わい。柔らかだが豪快な風味!「たまらんなヤ」、ともう気分は釣りキチ三平こと三平三平(注 みひらさんぺい)なのである。   ここは港区芝公園近くの居酒屋「魚鮪旬菜 達」。居酒屋というより割烹というべきか。では居酒屋と割烹とはどう違うのか?広辞苑第五版によると割烹とは「日本料理を供する店」とある。と、なるとこの店はやはり居酒屋だろう。しかし、ビルの地下一階にあるのでちと入りづらい。店内は全てテーブル席。蛍光灯の光量は少し強く、店の雰囲気を安っぽいものにしているのは残念だ。   さてさて次なる一品は、またしても出た~っ、再びワカサギの唐揚げ!!そういえばちょうど10年前だ。榛名湖に穴釣りに行ったあの寒い寒い1日は。あれっ?どっかで聞き覚えが・・・(注 居酒屋放浪記VOL.006を参照すべし)。デジャヴか?しかし、このワカサギずいぶんと大きい。ごっつい中指くらいはある。よくここまでブラックバスに食べられずに大きくなったなあ、といとおしく愛でるように優しく食べてみれば、「んっ?」少し水っぽいのである。揚げてから少々時間がたっているようだ。残念!素材はいいのに・・・。味は断然、先日の赤瓢箪に軍配が上がる。  さて、次なる料理は「菜の花のおひたし」である。これが食卓に出てくればもう春の訪れだ。あれ?そういえば今日は立春?(訪問日は2月4日です)いやはや、なんと言う演出?味も爽やかでグッド!しかし、暦の上では春といってもまだまだ寒い寒い。麦焼酎のお湯割りで菜の花のおひたしをいただきました!

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