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居酒屋さすらい 1422 -『くら』と競る『酎ハイ』150円 - 「立ち酔い 超人」(江東区亀戸)

2018-12-29 05:11:26 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

小岩や新小岩ばかりに気をとられていたら、なんだか亀戸に、魅力的な立ち飲みが増えていることを友人から聞いた。しかも15時くらいから空いているらしい。本当は、立ち飲みラリー総武線編で浅草橋から東に歩き、順を追って訪問したかったのだが、亀戸に行く用事があり、しばし散策してみた。

意外だったのは北口。狭い路地を抜けていくと、雑多な通りに出た。「亀戸餃子」は行列をなし、もつの人気店「ホルモン青木」にも人の列が並んでいる。今まで、知らなかった亀戸の素顔を見た気がした。

さて、立ち飲みはどこだろうか。一つは知っていた。小岩にある「くら」。ずいぶん前に、亀戸にも店舗を出したようである。もう一つが、「超人」。友人が教えてくれたのは、この店だった。

だが、地図を頼りに探すも、なかなか店を見つけられない。やっとこの住所だろうと思うビルに、ホッピーの幟を見つけた。

中を覗くと、どうも、その「超人」という立ち飲みは2Fにあるらしかった。階段を昇ると、その店はあった。

時刻は17時前というのに客はそこそこ入っている。特徴はオレンジと白のドラム缶。

どうやら、それがテーブル代わりらしい。ボクはカウンターへ。ちょうど端っこが空いており、ポジショニングした。

メニューを見て、一層目を引くのが、「酎ハイ」150円の文字。これって「くら」を意識したのか。それとも「づめかん」か。とにかく、東葛地域は「酎ハイ」150円がトレンドだ。どれ、その「酎ハイ」をオーダーしてみるか。

わりと大きめのジョッキに注がれた「酎ハイ」は、「くら」のそれよりも一回り大きい。なるほど。これが、この店の人気の秘密か。

その「酎ハイ」、炭酸は強いが、焼酎はそれほど濃くもない。その焼酎は何を使用しているか、最後まで分からなかった。

どれ、つまみはどうか。

メニュー表には、安価なものから整然と並ぶ。

「にんにく漬け」、「らっきょう」、「韓国のり」が、僅かに50円。安いな。つまり、「酎ハイ」3杯を、このつまみ3品で回しても、会計は600円にすぎない。これってセンベロどころじゃない。100円のメニューに目を転じると、「キムチ」、「味付玉子」、「オニオンスライス」、「味付もやし」などなど。メニューの中核は150円の層で、全体の9割が200円以下という布陣だ。

この大胆な値付けが人気なのだろう。

ボクはまず、「煮込み」からいただく。どのような実力か、推し量りたい。

その「もつ煮込み」(300円)は、小鍋で現れた。この店で300円のメニューは高級品である。

やや熟成系の味噌を用いた「煮込み」は、あっさりとこってりの中間。もつはシロのみ。最近、「秋元屋」や「じんちゃん」で、ハイグレードな「煮込み」をいただいてきたせいか、「超人」の「煮込み」に、大きなインパクトはない。ただ、「晩杯屋」の「煮込み」と比べれば頑張ってるなと思う。

メニューは多いが、ワクワク感を感じるものは少ない。メニューが点になっていて、線としてつながってないともいえる。

次回はあるか。懐が寂しかったら、また来よう。

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