ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Janice Harper

2007年02月13日 | 女性ボーカルH
CAPITOL盤でJANICE HARPERの“EMBERS OF LOVE”1960年頃録音・レコード重量150g

本アルバムは輸入盤ですがレベールにVERTICAL LINEがあるので再発盤ではないかと思います。彼女のアルバムは二度目の紹介です。昨年の2月に同じCAPITOL盤の“WITH FEELING”をアップしていますので、ジャケット写真の紹介だけみたいなものですが、カラーで彼女の顔のアップもご覧下さい。彼女のアルバムはこの二枚だけのように思うのですがどうでしょうか?他にもアルバムがあるのでしょうか。彼女自身の事については相も変わらず情報収集ができないままでよく知りません。岩浪洋三氏が岩浪洋三コレクションの彼女のCDのライナーノートで彼女の事を書いていらっしゃいますが、それも漠然としていました。彼女の声質はウォーム感を感じさせるものでよくとおるやや高い声でドラマチックに歌い上げますが嫌みがなくてとても好感が持てます。A-3の I AM FORGETTING YOUからA-4のIF YOU ARE BUT A DREAMあたりに彼女のロマンチックでドラマチックな歌い回しの特徴がよく表されていて聴き物です。A-6のI'M THRU WITH LOVEではしっとりと聴かせてくれます。B-2のALL THE THINGS YOU AREは私の好きな曲ですが、ゆったりと大きく歌う彼女のボーカルスタイルもいいですね、この辺りの歌を聴くと彼女がショーシンガーだったと思えます。B-4のI HADN'T ANYONE TILL YOUとB-5のFOR ALL WE KNOWがこのアルバムでの秀逸な出来栄えでしっとりとした中にも彼女の美しい声がよく通り聴かせてくれます。

ジャケット裏面の彼女の写真です。彼女は小柄な女性だったようですがキレイな女性ですね。

STAN APPLEBAUM指揮によるオーケストラ伴奏

収録曲
A面
1, CRY ME RIVER
2, ALWAYS
3, I AM FORGETTING YOU
4, IF YOU ARE BUT A DREAM
5,IF YOU LOVE ME
6, I'M THRU WITH LOVE
B面
1, THE THRILL IS GONE
2, ALL THE THINGS YOU ARE
3, JUST SAY I LOVE HIM
4, I HADN'T ANYONE TILL YOU
5, FOR ALL WE KNOW
6, I BELIVE

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