ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

GITTE HAENNING

2007年09月28日 | 女性ボーカルH
独VERABRA/VERA BRA no20/GITTE HAENNING/OUT OF THIS WORLD/1968

追記:このブログの記事を見て友人からメールをもらいました。写真のアルバムは再発盤でオリジナルはこれこれしかじかと教えてもらいました。あれっ、このアルバムもあるぞというわけで下にジャケット写真を追加しました。オリジナルの方はかなり以前に入手して一度か二度聴いただけで棚に収まったままで、ジャケ違いのアルバムに気を取られていたようですと言い訳させてください(恥)

本アルバムは最近入手したのですが、オリジナルではなく独再発盤なのではとも思っています。というのもジャケットもレコードも40年前の物にしてはピカピカさらさら過ぎるのですが、レーベル等はオリジナルのようでもあるし、これ以上は薄識の僕ですので正確な事は知らぬ存ぜぬ訳です。

このアルバムはビッグバンドでのバックで豪華なスイング感が楽しめますし好メンバーがバンドを固めています、下のパーソナルもご覧下さい。彼女のボーカルは顔の表情が愛らしいというか幼い印象も受けますが、歌い回しもキュートであったり年増女のようであったり, 厚みのあるボーカルを聴かせたりとさまざまな表現をする多彩な味わいのシンガーです。ビックバンドらしい爆発的出だしで始まリ彼女の可愛いボーカルがつづくA-1のMY KINDA WORLDやビートルズのA-3 A WORLD WITHOUT LOVEもバンドと彼女のボーカルが良く絡み合っています。スローテンポで抑えて歌うA-5のIMAGINATIONはバックの演奏も楽しめますが残念ながら誰がどこをというのは僕にはさっぱりです。A-1のPLEASE SEND ME SOMEONE TO LOVEはビックバンドの迫力あるノリで一気に歌い、タイトル曲であるB-2のOUT OF THIS WORLDにつなぎます。本アルバムで僕の一番のお気に入りはアルバム最初の曲 MY KINDA WORLDというところでしょうか。

パーソナル:GITTE HAENNING(vo) and THE KENNY CLARKE-FRANCY BOLAND BIG BAND
BENNY BAILEY(tp), IDREES SULIEMAN(tp), DEREK WATKINS(tp), DUSKO GOJKOVIC(tp), AKE PERSSON(trb), NAT PECK(trb), ERIC VAN LIER(trb), DEREK HUMBLE(as), JOHNNY GRIFFIN(ts), RONNIE SCOTT(ts), TONY COE(ts), JOHN SURMAN(ss. bs), JIMMY WOODE(b), KENNY CLARE(ds), FRANCY BOLAND(p. arrange)

収録曲
A面
1, MY KINDA WORLD
2, A SACKFULL OF DREAMS
3, A WORLD WITHOUT LOVE
4, GO TO HELL
5, IMAGINATION
B面
1, PLEASE SEND ME SOMEONE TO LOVE
2, OUT OF THIS WORLD
3, MARRIAGE IS FOR OLD FOLKS
4, I LOVE THE LIFE I LIVE
5, NOVEMBER GIRL


僕の所有盤は英EMI COLUMBIA/SCX6421/STEREOで、友人のは独HORZU/SHZE280です、勿論独盤が本家本元のオリジナルだと思います。再生音は英EMI盤も独VERABRA盤も差は感じられません。今度独HORZU盤を聴かせてもらって違いを感じてみたいものです。




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