ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

中国のとある景色

2006年11月26日 | 世間話
これは以前に訪問した中国のやや奥地で撮影した山の写真です。

山の上に竹か木で拵えた祭壇のようなものがありましたので、車の中から写真を撮りました。
聴けば写真を撮ってはいけないというか、写真を撮ると地元の人々に叱られトラブルになるらしいです。



実はこの山は地元の人々にとっては 神聖な  鳥葬   の場所でした。
また、その事は大鷲などの保護にも役立っていると聞かされました。
その話を聞いたときに いろいろな複雑な思いが浮かびました。

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2 コメント

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奥地ですか・・・ (riri)
2009-02-14 20:30:54
中国は数えるほどしか行ったことありません。しかも沿岸の都市部です。

こういう場所がチベットやインドにあることは知ってましたが中国でもあるんですね。もっともチベットは中国なわけですが・・・

最近亡くなった緒形拳が二十年くらい前にTV番組で万里の長城を東端から西端まで渡るみたいなのやって増した。そのとき、長期にわたるロケで何回かに分けて中国に滞在するんですが、前回滞在時に世話になった村人が今回はいないから、「どうしたんだ?」と緒形拳が訊くシーンがあるんです。

村人が「少し前に亡くなった。会いたいんなら○○に行けば会えるぞ」みたいな会話がありました。
なんと、風葬でそのまま雪の混ざる大地に野ざらしでした。びっくりしたのと同時にこういった場所もまだまだ世界にはあるんだなと思いました。緒形拳が「面影あるなぁ・・」なんてこと言いながら悲しいような嬉しいようななんとも表現できない表情してたのを想い出します。

日本も個人でお墓なんか持つのは割合遅くて、平安京時代、野の着く場所、鳥辺野、化野、蓮台野なんかは風葬地だったって社会の先生が修学旅行の時、清水寺で説明していたのを想い出しました。まさに野辺の送りだったんですね。
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風習 (kuiren)
2009-02-14 21:14:36
ririさん

こんばんは
こちらへもコメントいただき有難うございます。

ついこの間の記事のように思っていたら、もう3年前のだったんですね。この場所は、山西省の奥でもう少し行くとリョウセイ省という辺りだったと思います。山西省も貧しい省の一つですが、水不足が非常に深刻な省でもあります。


アジアの葬儀で印象に残っているのは台湾です。ご存知のとおり台湾は暑いところですから、一般的にまず冷凍状態にします。それから葬儀ですが、これが長い期間行われる場合が多いようです。
途中でドライアイスをドンドン足していかないと冷凍が解けてしまいます。
葬儀を長い期間するのは遠方から来る弔問客を待つためとかいう話も聞きましたが、もしも大陸から来るならその期間も必要でしょうが当時は台湾と大陸は行き来がありませんでしたから(今でも非常に困難ですが)一ヶ月も葬儀をやってどうするんだろうと思った記憶があります。
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