ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

石原裕次郎

2007年01月29日 | ジャズ全般
テイチク盤で石原裕次郎の“NOSTALGIA”1974年録音・レコード重量125g

今日は趣を変えて日本の男性のボーカルでシンガーは石原裕次郎です。このアルバムは無類のジャズ好きだった裕次郎が映画音楽を題材にジャズを歌ったもので、ロスで録音が行われたのですが、バックのメンバーも名手が固めています。裕次郎は曲の合間で語りを交えながら歌っていて、さながら裕次郎のライブを楽しんでいるような感覚を味わえるアルバムです。裕次郎は高い声はやや出にくいようですが歌の雰囲気を自然に形つくっていく天性の上手さがあるように思いますし、なにより楽しそうにリラックスして歌っているのが彼の持ち味なのでしょう。これがジャズボーカルだと言えるほどジャズ味は濃くありませんが、全曲バラードの裕次郎節のジャズボーカルのアルバムです。

パーソナルは, BOBBY BRYANT(tp), BILL GREEN(ts), SHELLY MANNE(ds), JEROM RICHARDSON(ts), BUDDY COLLETTE(as), CHUCK DOMANICO(b), OSCAR BRASHEER(tp), LLOYD ULYATE(tb), JACK NIMITZ(bs), AL HENDRICKSON(g), ARTIE KANE(p),OLIVER NELSON(superviser)、その他ストリングス

収録曲
A面
1, LOVE LETTERS
2, KISS
3, AS TIME GOES BY
4, AGAIN
5, MONA LISA
B面
1, THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS
2, SUMMERTIME IN VENICE
3, RUBY
4, THE RIVER OF NO RETURN
5, SEPTEMBER SONG

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4 コメント

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凄い! (ebi)
2007-01-30 12:13:51
凄い!欲しい!
彼の歌ってめちゃくちゃ大人ですよね。
「狂った果実」の雰囲気でJazzを聞きたいと思っていました。
CDを探してみることにします。
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裕次郎節 (kuiren)
2007-01-30 21:17:10
>ebiさん
こんばんは
裕次郎はやはり裕次郎節ですね。
声域が広い狭いとか歌が上手い下手とかの話でなく、
彼の持ち味をジャズで楽しむ事ができるアルバムだと思います。
ちゃんと格好になっていてそれが即席の出来合いの物じゃないところが裕次郎節でしょうか。
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こんばんは (mimi)
2007-01-30 21:48:34
めずらしく男性が登場・・・と思ったら
石原裕次郎だったんですね。
Jazz好きだったんですか・・・知りませんでした。
そう言われてみると、そんなムードがありますね。
似合ってるかも。
CDがあるなら私も聞いてみたいです。
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>mimiさん (kuiren)
2007-01-31 20:26:32
こんばんは

CDを調べたのですがCDとしては今はないようです。
以前にあったのかも分かりませんが、現在 DVDはあるようです。

裕次郎も凄いヘビースモーカーだったんですね。
どの写真を見てもタバコの煙をくゆらせています。
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