CALLIOPE/CAL3001/SESSIONS,LIVE/OSCAR PETERSON GERALD WIGGINS/
この素っ気無いジャケットのアルバムですが、裏面のライナーを読むと JANE FIELDINGが2曲、TERRY MORELが2曲歌っています。JANE FEILDINGといえばJAZZ WEST盤でKENNY DREW QUINTETをバックに歌ったEMBERS GLOWと、同じくJAZZ WEST盤でLOU LEVYやRED MITCHELをバックに歌ったINTRODUCINGの2枚のアルバムでよく知られているシンガーです。またTERRY MORELといえばBETHLEHEM盤でRALPH SHARONやHERBIE MANNをバックに歌ったSONGS OF A WOMAN IN LOVEが知られていますが、本アルバムではそれらとバックのメンバーが変わって、ジャケットをご覧になればお分りのようにオスカー・ピ-ターソンのバックでJANE FEILDINGが、GERALD WIGGINSのバックでTERRY MORELが歌っています。どちらもライブからの収録で一発録音されているわけですが、ライブの緊張感もありながら程よいリラックスの具合が感じられて出来の良い収録となっています。録音はいずれも1957年ですが僕の所有盤は1976年発売のものですのでオリジナルとは言えないのだろうと思いますが、このアルバム自体の詳しい事は不勉強です。A面の5曲がピーターソン・トリオの演奏と2曲のジェーンのボーカル。ピーターソン・トリオはレイ・ブラウン、ハーブ・エリスというお馴染のメンバーで彼等のインスト演奏ならA-1のCALICOが特にお気に入りです。ジェーンのボーカル2曲は, IF I WERE THE ONLY IN THE WORLD AND YOU WRE THE ONLY BAYと SOMETHING I DREAMED LAST NIGHTで聴けるわけですが、どちらもスロー・テンポで恋する乙女のボーカルと表現されるに相応しい出来と思います。
B面はテリーがGERALD WIGGINSバックにこちらも2曲を歌っているわけです。GERALD WIGGINSはリナ・ホーンやケイ・スターの歌伴もしたという事ですが, あまり詳しくは知りません。B-1のIN MY MERRY OLDMOBILEの演奏を聴くと歯切れのよいドライブ感のある演奏を聴かせてくれるピアノ・プレイヤーです。テリーはBUT NOT FOR MEとWHAT IS THERE TO SAYの2曲を歌っているのですが、これまた乾いたヴォイスで歌われる2曲はどちらも秀逸の出来栄えでわずか2曲ですが充分に価値ある収録です。
収録曲/A面/1, CALICO/2, TIME AFTER TIME/3, IF I WERE THE ONLY IN THE WORLD AND YOU WRE THE ONLY BAY/4, SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT/5, SEVEN COME ELEVEN/ B面/1, IN MY MERRY OLDMOBILE/2, HOW LONG HAS THIS BENN GOING ON/3, BUT NOT FOR ME/4, WHAT IS THERE TO SAY/5, A FIFTH OF FRANK/
この素っ気無いジャケットのアルバムですが、裏面のライナーを読むと JANE FIELDINGが2曲、TERRY MORELが2曲歌っています。JANE FEILDINGといえばJAZZ WEST盤でKENNY DREW QUINTETをバックに歌ったEMBERS GLOWと、同じくJAZZ WEST盤でLOU LEVYやRED MITCHELをバックに歌ったINTRODUCINGの2枚のアルバムでよく知られているシンガーです。またTERRY MORELといえばBETHLEHEM盤でRALPH SHARONやHERBIE MANNをバックに歌ったSONGS OF A WOMAN IN LOVEが知られていますが、本アルバムではそれらとバックのメンバーが変わって、ジャケットをご覧になればお分りのようにオスカー・ピ-ターソンのバックでJANE FEILDINGが、GERALD WIGGINSのバックでTERRY MORELが歌っています。どちらもライブからの収録で一発録音されているわけですが、ライブの緊張感もありながら程よいリラックスの具合が感じられて出来の良い収録となっています。録音はいずれも1957年ですが僕の所有盤は1976年発売のものですのでオリジナルとは言えないのだろうと思いますが、このアルバム自体の詳しい事は不勉強です。A面の5曲がピーターソン・トリオの演奏と2曲のジェーンのボーカル。ピーターソン・トリオはレイ・ブラウン、ハーブ・エリスというお馴染のメンバーで彼等のインスト演奏ならA-1のCALICOが特にお気に入りです。ジェーンのボーカル2曲は, IF I WERE THE ONLY IN THE WORLD AND YOU WRE THE ONLY BAYと SOMETHING I DREAMED LAST NIGHTで聴けるわけですが、どちらもスロー・テンポで恋する乙女のボーカルと表現されるに相応しい出来と思います。
B面はテリーがGERALD WIGGINSバックにこちらも2曲を歌っているわけです。GERALD WIGGINSはリナ・ホーンやケイ・スターの歌伴もしたという事ですが, あまり詳しくは知りません。B-1のIN MY MERRY OLDMOBILEの演奏を聴くと歯切れのよいドライブ感のある演奏を聴かせてくれるピアノ・プレイヤーです。テリーはBUT NOT FOR MEとWHAT IS THERE TO SAYの2曲を歌っているのですが、これまた乾いたヴォイスで歌われる2曲はどちらも秀逸の出来栄えでわずか2曲ですが充分に価値ある収録です。
収録曲/A面/1, CALICO/2, TIME AFTER TIME/3, IF I WERE THE ONLY IN THE WORLD AND YOU WRE THE ONLY BAY/4, SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT/5, SEVEN COME ELEVEN/ B面/1, IN MY MERRY OLDMOBILE/2, HOW LONG HAS THIS BENN GOING ON/3, BUT NOT FOR ME/4, WHAT IS THERE TO SAY/5, A FIFTH OF FRANK/
GERALD WIGGINS は、大好きなピアニストで以前は
良く聴いていたのですが、最近は全然手にする事も
なく忘れ掛けていました。ここで登場するとは、少し
驚きです。況して、私の好きな“HOW LONG”を演奏
しているとは・・・これはTERRY MORELのヴォーカル
ですか?
先日から皆さん禁煙ムードですが、私はマイペース
で喫煙を続行中です。もう少し愛用のZippo君には
仕事をして貰います。いずれKuirenさん宅のZippo
先輩のように休養するかも知れませんが・・・
こんばんは
そうでしたか、GERALD WIGGINSがお好きだったとは理解出来るような気がします。
僕も彼のリーダー・アルバムは持っていないのですが、買い求めてみたいと思ってはいます。
>HOW LONG HAS THIS BENN GOING ON
この曲はテリーのボーカルはなく演奏がじっくりと楽しめます。
テリーはUT NOT FOR MEとWHAT IS THERE TO SAYの2曲で歌っています。
何でもテレビかラジオの番組で記録として収録したものを、無許可でカッティングしたとJ伯爵で聞いています。
したがって、これがオリジナルですね。
首謀者は現在も逃亡していて、FBIが追っているとか。
それが本当なら、米国内での販売は違法です。
所有のいちばん大きな番号は3020です。何番まで、発売されたかは不明です。
こんばんは。 コメントありがとうございます。
興味尽きない情報を聞かせていただき感謝してます。
本アルバムがオリジナルというのも、嬉しい話ですし
無許可でカッティングして首謀者は逃亡中というのも
おもしろい話ですね。
お話を伺って、僕はこのシリーズは本アルバム以外は1枚しか持っていませんが、他のも聴いてみたくなりました。
これからも何かと教えてください。よろしくお願いします。