ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Inez Cavanaugh

2007年03月08日 | 女性ボーカルC
SONET盤でINEZ CAVANAUGHの“AN EVENING AT TIMME'S CLUB”1968年録音

このイネス・キャバヴァノーと言う名前は舌を噛みそうな覚えにくい名前として覚えています。彼女はジャズシンガーであり、レコードプロデューサーであり、パリの“CHEZ INEZ ”クラブのオーナーであったのですが、テディー・ウィルソンとの共演を心待ちにしていたらしく、“30年共演できるのを待った”とノートでは述べています。金持ちご婦人の道楽として吹き込んだアルバムでない事は本アルバムを聴いていただければ理解できると思いますが、彼女はこのアルバム以外にもエロール・ガーナーやデューク・エリントントとの共演収録もあるようです。彼女の歌い口は低いややしゃがれた低い声で落ち着いて温かみを感じさせながら聴かせてくれます。全曲を彼女が歌っているわけではなく約半分が彼女のボーカルとなっています。

パーソナルは, INEZ CAVANAUGH(vo), TEDDY WILSON(p), NIELS-HENNING ORSTED PEDERSEN(b), BJARNE ROSTVOLD(ds)
収録曲
A面
1, I'VE GOT A FEELIN'
2, I'LL NEVER BE THE SAME
3, YOU'RE BLASE
4, I HADN'T ANYONE TILL YOU
5, YOU GOTTA SEE MAMA EVERY NIGHT
6, THE LITTLE THINGS THAT MEAN SO MUCH
7, EASY LIVEING
B面
1, IF I HAD YOU
2, IS THIS TO BE MY SOURVENIR
3, I WANT SOMETHING TO LIVE FOR
4, PRELUDE TO A KISS
5, TIME ON MY HANDS
6, HOW DEEP IS THE OCEAN
7, WHEN YOU'RE SMILING

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