ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Rita Reys

2006年03月25日 | 女性ボーカルR
リタライスの“THE COOL VOICE OF RITA REYS NO.2 ”です。オリジナルには手が出ず最近発売されたフォンタナ/フィリップス幻の名盤シリーズからの1枚です。ヨーロピアンファーストレディ オブ ジャズと呼ばれたリタ・ライスの名唱と言われています。同じオランダ生まれのアン バートンも今は亡くなりましたが、リタは健在との事です。日本では情感表現がより豊かで繊細なアン バートンの方が人気があるように思いますが、本国オランダではリタの方が人気が高いらしいです。彼女の歌はほんの少し線が細く色気不足気味ですがリズム感に溢れハスキーな魅力があるさっぱりとした歌い回しです。伴奏者は夫君でありますがピアノがビルヤコブス、ベースがルデイーヤコブス、ウェッセルイルケンがドラムという布陣です。

ちなみにこのアルバムの同名でNO1のアルバムが実質的なデビューアルバムであり地元オランダの専属バンドとそれにアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのバックを得た名盤と思いますがLPは所有しておらずCDで我慢しています。
個人的には本アルバムA面の5曲目“恋に恋して”B面1曲目HE'S MY GUYあたりがお好み曲です。

このフォンタナ/フィリップス幻の名盤シリーズオリジナルを忠実に再現と謳っていますが、オリジナルを聴いていないので分かりませんが、録音が悪いのかレコーデイングが悪いのか音が強調され過ぎているのか、その辺りは私には詳しい知識がないのですが低音が甘く締まった低音とは言えない感じです。それで低音を少し絞って聴いています。

このプログを始めてから改めていろいろなアルバムをその都度聴く機会が増えました。それ以前はどうしても聴くアルバムが偏りがちでした。リタ ライスやはり上手いですね。どの曲も聴かせます。

最新の画像もっと見る