三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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適温の嬉しさ

2013-05-11 00:32:44 | DPZのお導き
〈4月5日の食事〉
朝:クリームシチュー プチフランスパン コーヒー
昼:クリームシチュー 枝豆ベーグル(ロンシェールで購入)
夜:ほうれん草とチキンのカレー プレーンのナン チャイ @スルターン/飯田橋

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デイリーポータルZを見て、物欲が疼いた。
買うでしょう、これ。
そうして我が家にやってきたのは、真空断熱フードコンテナである。

デイリーポータルZ:今、個人的に真空断熱フードコンテナが熱い

(ちなみに、記事に出てくるメーカーのものではなかったはず)

この記事中で筆者の松本さんは、冬山でも温かい食べ物が食べたいと思ったのがきっかけで、これを導入したと仰っている。
保温性の高さを利用して、簡単な調理もできるというのも魅力的だ。
だが私はそれ以上に、汁物の持ち運びにうってつけではないか!というところに強く惹かれた。

カレーやシチューなんかは粘度が高いから、持ち歩くには難儀しない。
問題はシャバシャバの汁物である。
具体的には豚汁。
ついつい鍋一杯に作ってしまうが、一食で食べるのはせいぜい1~2杯。
増してや、昼と夜は職場界隈で食べることが多い身。
一度作ってしまうと、3~4日は「朝に、キャパ以上に頑張って」食べることとなってしまう。
豚汁、持ち歩けたら最高ではないか。

そう思っていながら、コンテナを導入後初めて詰めたのは、クリームシチューなのだが。
沸騰するくらいまで温め直したのち、ボトルにたっぷりと詰め、昼に食した。

これが、想像以上に優れものであった。
カンカンの熱さがそのまま保持されるという訳ではないが、食べるにはちょうどいい温度だ。
レンジで温めた時のように、加熱にムラがあったりソース分が焦げたり…ということから回避できるのも嬉しい。

そして、匂いや汚れ。
これは個人的には棚ぼたの特徴で、プラスチック製の容器だと、匂いが移ったり汚れが中々落ちなかったりと結構厄介だろう。
これは本体が金属製なのでその心配がない。
蓋はプラスチックだが、思い切り上下に振るわけでもないから、料理が少しぐらい上蓋に触れたところでたいしたことはないし。

尚、パッケージにはこれを使ったレシピブックも付いていて、載っていた温泉卵を後日作ってみた。
容器に熱湯を入れて前もって温めたあと、そのお湯を捨てて、卵と熱湯を再度入れ、蓋をして待つこと20分ほど。
とても綺麗な温泉卵が出来上がり、感動した。
普通のやり方で成功する自信がないので、もうこれを使うことに決定だ。

と、非常によい働きをするこのコンテナ。
導入して正解であった。

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