三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

未体験ゾーン・ド・トウキョウ

2010-05-11 15:15:00 | こんなものを食べてみました。
〈5月9日の食事〉
朝:-
昼:ごはん 鮭の西京焼き レンコンとニンジンのごま和え キャベツと玉ねぎの味噌汁
食後に:サントリーのチョコ味炭酸飲料
間食1:ジェラート三種盛り(チョコ、ヨーグルト、グレープフルーツ)@デリッツエフォリエ 自由が丘
間食2:全粒粉ベーグル レーズンのスコーン @自由が丘ベイクショップ
夜:月島路地裏ビール イカと明太子のもんじゃ 牛肉とネギと貝柱のお好み焼き マグロの頬肉のバター焼き @能登 月島
帰宅後にヨモギ蒸しパンの残りを

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書き出してみて、改めて食べた量にビックリなのだが。
この日曜は、初めてのもの2つに遭遇した1日なのであった。

まずはチョコ味の炭酸飲料。
前の職場近くの自販機で見かけ、ぎょっとして思わず買った一品である。
あんまり美味しそうではないのに、作っているのはサントリーなのだ。
そのバクチ、吉と出るか凶と出るか。

まず、液体の色は薄く茶色がかっているが、ほぼ透明。
そしてグラスに注ぐと、これでもかと立ち上るチョコの匂い。
見た目と匂いのギャップにクラクラするが、肝心の味はというと、物凄く甘いが決して不味くはない。
もし余所で出されても、無理なく飲み干せると思う。

成分を見てみると、チョコレートは入っておらず、チョコっぽさは香料に頼っているようだ。
なるほど、それで殆ど色がついていないのか。
不味くはなかったがもう一度買うことはないだろうし、世間受けもしなさそうで、すぐ姿を消しそうだ。
そうなれば一期一会な訳で、面白いものを味わえて良かったと思う。

お次は月島にてもんじゃ。
もんじゃ自体は初めてではないが、聖地・月島でのもんじゃも初めてなら、月島に降り立つのも初めてである。
食べログで調べて同行者とお店に向かうと、有名人のサインがいっぱいのクラシカルな店構え。

さてもんじゃだが、私は「確か土手ってやつを最初に作るんだよな?」程度のうろ覚えでしか作り方を知らない。
ここは東京出身の彼に、作るのを任せてみよう。
だが、彼も別に下町出身ではないのである。
お互いが手探り状態のまま、半生よりは焼けたかな、というタイミングで、それが正解かも分からないまま頬張ってみた。

うん、美味いじゃないか。
辛口のビールともよく合う。
明太子をトッピングにしたのも正解。
全体にプチプチの塩辛いのが塗されていて美味い。

続けて、お好み焼きの方も任せてみることにした。
具を混ぜるだけして、あとはバトンタッチ。
焼き上がったものをヘラでひっくり返す様に妙に幸福感を覚えたのは、普段は自炊をしない彼と、サーブする側・される側が逆転したからだと思う。
「もんじゃのちゃんとした作り方を調べてくる」と言っていたので、今後に期待しよう。

店を出たあとは、腹ごなしに隅田川沿いを歩く。
銀座はこんなに近いのか、佃煮の佃ってこの辺りなのか。
上京して10年近く経つのに、東京の東側をまだ全然知らないことに気付く。
ゆっくりと時間をかけて、東側も開拓してゆきたいなと思う。

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