三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

また行こう、そのビルの8 階へ

2012-06-14 21:48:40 | 行きました。
〈5月21日の食事〉
朝:バゲット ひき肉カレー キニョンのスコーン コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、肉野菜炒め、にんじんアスパラしりしり、ほうれん草とキノコの食べラー和え)
夜:チーズサンド(hive cafeのアーモンドベーグル使用) キノコサラダ(三浦屋で購入)

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金環日食の朝でした

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この日の前の週の土曜に、渋谷ヒカリエに行ってきた。
オープン前から心待ちにし、満を持して、といった案配である。
我ながらミーハーである。

気になっていたのは、多種多様の雑貨のフロア。
そして、中古も含む家具や雑貨を展開する、D&DEPARTMENTのミュージアムとショップなのであった。

雑貨のフロアを一通り見歩き、一路8階のD&DEPARTMENTへ。
まずはミュージアムへ、この時開催されていた『NIPPON DESIGN TRAVEL EXHIBITION 1』を見に。

これは、各都道府県の衣食住における「いいもの」を、各地にゆかりのある面々がセレクトし、各都道府県ごとに割り当てられたテーブルひとつの上に展示するという趣旨のもの。
だから、いわゆるベタな土産物ばかりが置かれるわけではない。
生活に根付いた工業製品だって並ぶ。
例えば私の出身地・栃木のテーブルには、ホーローのケトルが置かれていた。
おしゃれな生活雑貨屋では必ず目にするようなそれが栃木出身とは露知らず、驚きと同時に嬉しさをもって迎えたのであった。

このように、今まで「どこが産地なのか」「どこで作られているのか」を意識していなかったものが、都道府県というくくりで並ぶ様は、どうも心をくすぐらせるようである。
好奇心が満たされ、とても興味深い。
今までベタな観光地には興味を持てなかった土地にも、こうして別の視線を与えられることで、ぐっと身近に感じられ、関心を持てるようになる。
日本がもっと好きになる。
うん、いい展示だ、これは。

展示品は普通は買えないものだが、一部買えるようになっているのが、このミュージアムとショップのいいところだ。
という訳で、ミュージアムを出たその足で、併設のショップに向かう。
(といって、惹かれたものが売っていたからといって、それをそのまま買ったわけでもないのだが…財布との相談で)。
こちらも各都道府県ごとの「いいもの」が並ぶセレクトショップといった佇まいだ。
観光地のお土産屋では見かけたことのないようなものやショップオリジナル商品も多く、さながらD&DEPARTMENTという名のもうひとつの自治体があるかのよう。

物欲にクラクラしながら買ったのは、岐阜県の白いボウル状の食器。
同居人へのお土産に、青森のリンゴジュースと、山形のグレープジュース。
トーストの湿気を上手く吸うという、秋田杉を使ったパンプレートには物凄く惹かれたものの、ちと予算オーバー。
けれどこれはいつか買いたい…と、やはり飲食関連ばかりに惹かれてしまうなあ。

食といえば、後日雑誌で知ったところによると、食堂も併設されているという。
気が付かなかったが、そちらにも是非お邪魔したい。

これを書いている6月14日現在、ミュージアムの展示のお題は「地ビール」。
ショップでも売られており、もう早速行ってみたところ。
地味に地ビールを収集している私には、これまた魅惑の企画なわけでして、また行くんだろうな、と思う。

初夏のサバイバル

2012-06-14 01:16:23 | 食日記
〈5月20日の食事〉
朝:キーマ風カレーライス 抹茶スコーン(キニョンのもの) コーヒー
昼:ツナサンド(ナオベーグルのほうれん草ベーグル使用) 生春巻き(ファミリーマートで購入) レモンティー
夜:キノコとほうれん草のサラダ だし巻き卵 鶏の炙りなど 日本酒 @鷹番 貞/学芸大学

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朝からよく食べた。
というのも、この日はサバイバルゲームだったのである。
体を動かすというのもあるが、それ以上に集合時間が朝早くなのだ。
昼まで保つよう、しっかり食べた案配である。

前回参加した様子から、現場には電子レンジやらガスコンロやらはないから、昼食には冷めていても美味しいものを持っていこう、と判断した今回。
それでツナサンドを作り、生春巻きを買っていったのだが、誤算だったのは日差しである。
晴れた5月の空は、遠慮なく陽を下界に降り注がせていたのであった。

前回はバトルフィールド・待機所ともに薄暗い室内だったのだが、今回は野外。
待機所こそ屋根がついているテーブルもあるが、それも一部で、私は炎天下のテーブルしか確保できなかった。
バッグで無理矢理日陰を作り、そこに置いたが、バトルを進めながらも心配で仕方がなかった。

結局のところ食べても問題なかったが、もっと暑い季節だったらアウトだったかもしれない。
あるいは、ぬるくて不快だ、と思いながら食べ進めていただろう。
いらない不安を持ち込まないためにも、暑さ対策を考えた食事を用意するか、参加者数によっては弁当を手配するようなので、そちらを利用しようと思う。

野山をダッシュしたりほふく前進したり、茂みに腹這いになって身を潜めたりと、普段なら絶対にしないような動きをしまくって、本日の闘いは終了。
自然と一体化したようで、とても居心地がよかった。
気にせず泥だらけになれたので、専用の迷彩服を貸してくださったNさんには、並みならない感謝だ。
予想外の筋肉痛に苛まれ、悶絶したのは翌日のことである。