三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

いっちまったプリングルス

2012-06-15 14:09:51 | こんなものを食べてみました。
〈5月22日の食事〉
朝:ベリー系のベーグル(hive cafeで購入) ひき肉カレー コーヒー
昼:お弁当(白米、ハンバーグ、キノコのバターソテー、ブロッコリー) アロエヨーグルト
夜:プリングルス・ランチ味 ヴィドフランスのキッシュ 銀河高原ビール

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呪縛のような食べたい欲に苛まれ、けれどすんでのところで押しとどまっていた、プリングルスへの欲望
この日、ついに堤防が決壊してしまった。
買ってしまったよ、ランチ味。
でかいアメリカ仕様。

やさぐれていたのだろうか。
一度文章にしたことで、欲望がよりクリアになったのだろうか。
この時の心境をいまいち覚えていないが、どうあれある種の決意をもってレジに持っていったのだけは間違いない。
そして、同居人が出かけるのを見届けてから開封したのを覚えている。
大食いなのは今更隠すまでもないが、お菓子を食事代わりにするのはバツが悪いのだ。

映画のDVDをノートPCで再生しながらパッケージを開く。
ビールのプルタブを引く。
立てる音を気にしたら、映画館ではなかなかできない振舞いだ。
それにしても『ブラックスワン』って、ポテトチップスをガリガリ噛み砕きながら観るような、そういうゲスな映画じゃないだろうに。

…などと、必要以上に罪悪感に駆られているせいで、とんでもなく悪しきものを体に取り入れているような書き方をしてしまって、プリングルスに対して非常に申し訳ない。
この初めて食べたランチ味、想像以上に美味しかったことをお伝えせねば。

味のニュアンスは前回引用した通り、フレンチドレッシングのような爽やかな酸味にニンニクフレイバーが絡まったような感じなのだが。
頭でそう分かっている以上に、実際口にした時の感嘆たるや、これは口福である。
ついつい摘まむ指が進み、やめ時を見計らうのが難しかった。

と、また文章にして自分を刺激して、どうしようってんだ。
とにもかくにも美味しかったこれに敬礼、乾杯。