三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

抹茶バウムはどこに行った

2012-06-04 20:47:18 | いただきました。
<5月8日の食事>
朝:抹茶のバウムクーヘン 弁当の残り カリフラワーのピクルス コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、鯖のみりん焼き(買ったもの)、ジャガイモとスナップエンドウのカレー炒め、もやしのカッテージチーズ和え)
夜:無印のイエローカレー 玄米ご飯 ヨーグルト

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京都土産として、「京ばあむ」なるお菓子をもらったのだ。
早速、朝食にいただくことにする。

抹茶ベースの黄緑色と、豆乳ベースの白からなる層のコントラストが綺麗。
中はあくまでふんわり、それを包む抹茶糖による一番外側のコーティングはしゃりしゃりとしており、その食感も楽しい。
「あんまり時間が無くて、京都駅でぱっと目についたのを買っただけだから」と、くださった方は謙遜なさったが、なあにどうして。
こいつは相当美味しいですぞ!

1/4を食べ、1/4は同居人に切り分けて。
帰ってから、残りをまた半分ずつ食べるつもりで、いそいそと職場に向かったのだ。
仕事が終わって、胸をときめかせながら、家に戻ればどうでしょう。
残りのバウムクーヘンを載せていたはずの皿が、シンクに置かれているわけではないか。

「残りは?」と聞けば、「食べちゃった」という。
いや、見たら分かるけど…
確かにお腹がすいたら食べてね、と言い残してから出かけたが、何も全部食べることないじゃないか…
皿に少しだけついた抹茶糖の痕跡が、恨めしいやらなんとやら。
いやいや、恨めしいのは地味に意地汚い同居人である。
食べ物の恨みは恐ろしいのだ。

何はともあれ、美味しいものをありがとうございました!




つ・き・あ・い・た・い

2012-06-04 10:46:23 | 食雑記
〈5月7日の食事〉
朝:トースト ヨーグルト イチゴジャム アオサの卵焼き コーヒー
昼:フルーツグラノーラ+ヨーグルト
夜:お弁当(混ぜご飯、豚のしょうが焼き、アオサの卵焼き、タラモサラダ)

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この前の晩、ホタテの寿司があまりにも美味しかったもんだから「貝と付き合うならホタテ!」などとツイッターでつぶやいたのだが、こんなしょうもないことに反応してくれる方々が素敵である。
とくに友人の一人は、この時だけでなく、野菜についてどうようのことをつぶやいた時も「私だったら…」という反応をしてくれて、もう大好きだ。

私は貝に関してはホタテ一択なくらいホタテ押しな訳だが、彼女は貝だと選べないと。
だったら、甲殻類だったらどう?私はエビ!と話を振れば、更に妄想は広がって、いやあ楽しいことこの上ない。
男性だったらエビはこんなタイプ、カニはこんなタイプと思い描き、果ては、エビには海老原と、カニには蟹江と名字までつけてしまった。

思うに、食材ってもんは、味の特徴を人格化できるんである。
エビは赤やオレンジといった暖色系の体を持ち、また全身筋肉で覆われているような生き物だ。
歯応えもプリっと、明朗快活な食べ物である。
だから、体育会系で明るいクラスの人気者タイプと言えよう。

対してカニは、硬い甲羅で覆われ尖ったハサミを持ち、簡単には人を寄せ付けないタイプ。
腹を割って話をしても、カニ味噌の旨味は決してオコチャマ向けではなく、万人受けするものではない。
好きな人にとっては掴まえられたら離さない、ニヒルな魅力を持つのがカニなのだ。

そう当て込んでいけば、実生活では蟹江タイプに惹かれるのに、食材としてはエビの方が好きなのは何なんだろうと思わなくもないが。
また、カニぱんはカニの人格化においては対象外とさせていただく。
(甘いし柔らかいし)

ちなみに私は、野菜の場合は実の野菜だったらスナップエンドウ、葉ものならほうれん草、根菜はレンコンと交際したいと思っております。