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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

日中友好にと出向いた中華街から元町チャーミングセールに

2012-09-29 17:23:28 | 街めぐり

 毎年9月の最終の日曜日を含む一週間は横浜元町のチャーミングセールが開催される、ということで昼を中華街で食べがてら出掛けてみることに。特別に買いたいものがあるわけじゃないけれど、女房のご機嫌取りもたまにはしておかなくてはというのと、ここのところ運動不足で中華街から元町と歩き回るのもいいという理由をコジツケて。

 こちら方面に来るのは6月上旬以来、夏場はほとんどが軽井沢だから当然なんだけど、中華だけならもっと家に近くてお手軽な店によく行くようになって、チャーミングセールのような催しがないとなかなかミコシが上がらないことにもなってしまったわけでもある。こういうセールには僕などは縁遠いことになったものの、人間というのは人混みのところに出向けば気分は高揚するもの、もっと涼しくなったらMM地区も含めてのお散歩もまたやろうかと思わないでもないが。

 みなとみらい線の日本大通り駅で降りて中華街に来れば11時ちょっと過ぎ、善隣門からのメイン通りには修学旅行中学生らしきグループが随所に見られたけれど、一般客は驚くほど少なくていつものように人混みを縫うようにというというような賑わいは無い。これって最近の尖閣国営化による日中関係険悪化の影響だろうか、我々はそういうこととは切り離して食による日中友好を図るべくランチの店を探すことに。というのもいろいろと店の選択肢を増やしておきたいということで、なるべくまだ食べたことが無くて穴場そうな中華店を開拓しようという心積もりがあって。11時半前には店の前に出てくるランチメニューをいくつか見て回って、事前にも調べてはあったけれど今回はその中から、脇道となる中山路に入った場所にある獅門酒楼に入店してみれば何と一番乗りであった。

                        善隣門付近

                               獅門酒楼

                          店先の平日ランチメニュー

 初めてなので何がいいか分からないからと、僕はメニューの右側の一番上の清炒三鮮という薄い塩味で海鮮と野菜を炒めたものを、女房は相も変わらずで酢豚という中華の定番を注文していた。あとで店内のメニューで見たら、外の看板にあったのは平日だけのランチメニューで左側の安いランチの一番上のAは日替わりで、BとCは週替わりなんだそうだ。店内のものは特にAランチにはその週の平日の料理予定が書かれていて、そちらを食べてみたらここの特徴がよく分かったかもね。またミステリーランチなるものも平日の曜日毎に食材のヒントなるものが掛かれていて、これらはなかなか面白い趣向じゃないですかね。

 まずはお茶はチャンとしたポットで出てきて、これは安いランチなのに珍しいと、でもオシボリは出てきません。そのあとにスープと副菜のシューマイと漬物としてザーサイが。驚いたことにこれらのオマケみたいなものがとても旨いんだ、特にここのザーサイは塩気をシッカリ抜いたあとに別の味を加えたように感じられ、女房と二人でこれを買って帰りたいねというぐらいの今までで一番の味、スープも一味何かが効いているし、シューマイもパンチの利いた食感と味の食材が少しだけ入っていて何でしょうかね、エビと貝柱を使っているとあったが単純な味ではなかった。

                                      中国茶はポットで

                                  スープとシュウマイに、ザーサイは二人前

 僕の炒め物はアッサリ味ながらホタテとイカが特に美味しく、これなら塩分は気にしないでいいから高血圧が心配な老人にはモッテコイだ、ボリュームもランチとしては十分で、お代わりも出来るというご飯を一杯だけで抑えるのに苦労するぐらいであった。女房の方の酢豚はまろやかな酸味で甘目の味付け、肉は実に柔らかかったそうだ。よく酢豚にはパイナップルが入っているがここのはナシだったそうで、これはかなり肉の柔らかさと旨さに貢献するんじゃないかな。でも僕は酢豚は好みじゃないからと、取分け皿が用意されていたけれど、それぞれが頼んだものだけを食べ切ってしまったが、二人で食べられるものを選んどけば二種類が食べられたのにとあとで反省することに。

                        清炒三鮮

                        酢豚

 さらに驚いたのは食事の終わりがけに大きなお盆に乗せてきたデザートで、なんと五種類がズラッと並べられ好きなものを選ぶようになっていた。女房が定番の杏仁豆腐を選んだので僕はマンゴープリンにして半分は分けてやろうかと、これらもかなり高い点数を与えられるんじゃないでしょうか。

                            デザート

 中華街から元町はすぐ、まずは石川町駅側の入口からメイン通り(冒頭写真)を歩いて元町中華街駅手前まで歩き、Uターンして逆方向には一本裏手の仲通りを歩いて戻るというコースで、僕はブラブラ歩きだけ、女房は両側の店を覗きながらと、途中では店を物色する女房を待ってベンチで僕は一服しつつの街歩きとなった。元町も浜トラ御三家や老舗の人気店のいくつかは健在だが、かなりの店がどこにでもあるブランドショップに入れ代ってきていて、そういうのは軽井沢プリンスショッピングプラザで買えばいいからと我々は通り過ぎるだけとなる。いつもはワンちゃん連れが多いのに、さすがにバーゲン中は人出を憚るのかこの日は少しだけ見掛けただけであったが、犬用の水飲み場を建物の道路側に何ヵ所か設けている商店街なんてここだけかもしれないね。

                               ベンチで一休みできる

                        この日見掛けた大型犬はハスキー

                                 ペットバーが何ヵ所かに

 チャーミングセールとしては平日でもやや空いていたかな、ということでポンパドゥールのこのセール期間だけの毎回100人限定というドリームパックの販売開始時間にちょうど通りかかったらまだ余裕があるみたいで、早速にも女房が並んで買込んでいた。

                        ポンパドゥールに行列が

                               食パンを含めてこれだけで1000円

 表通りから裏通りに廻れば人通りはグッと少なくなるが、シャレたレストランや食事処やカフェなどはこちらに集中していて、やや遅昼時でも席待ち客が並んでいるような人気店がいくつか見られた。しかし異彩を放っていたレトロ中華屋の大珍楼のシャッターが閉まっていて、掻き入れ時なのに不思議で閉店したのかも、こちらも入替えが出ているのですかね。

                        元町仲通り

  再び中華街に戻ってきたのは食料品をいくつか買っていきたくて、冷凍物などは帰りがけでないとマズイからね。これからは軽井沢以外の場所に旅行するとなると、朝が早いことになるだろうから朝食代わりに好都合な肉マンを関帝廟前の茘香尊で、ほかには耀盛号2号店で冷凍の台湾香腸(これは渋谷道玄坂は昔の恋文横丁時代から営業している台湾料理の麗卿のカウンターの上にズラッと吊り下げられているものに近いもの)とエビニラまんなどを、ちょうど耀盛号にはTVカメラが入っていて最近の日中間の騒動について影響はなんて店主とやっていましたね。

                        関帝廟

                                  ここの肉マンは中華街で一番安い

                                肉マンと台湾香腸とエビニラまん

 かくて帰ってからの万歩計は12000歩手前と、座骨神経痛がまだ治らないのに頑張ってしまったぞ。


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