ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

特別なときに沢山の花を活ける場合にも瀬戸を

2009-09-04 08:37:27 | 工芸絵画骨董

 昨日の花活けよりもっと多くを飾ることがある正月などには、冒頭写真でも何じゃろうと思われるでしょう、こんなものを活用して廊下の最奥などにドンと据えているのだが。

 下の置き台には昔の炬燵櫓を活用して、上に瀬戸の大きな鉢を乗せてみたらこれが意外とバランスがよい、炬燵には炭用の炉も付いているのだがそちらはオマケ。戦前にはこんな小さな炬燵で暖をとっていたのですね、今こんなものを使うことはないからやはり何かを載せる台ぐらいの用途となるが、木組みの格子が面白いデザインとはなっているでしょう。

 瀬戸の大鉢は漬物作りなどに使われていたのだろうか、水滲み模様が出ている柔らかな肌に緑色の自然釉らしきが景色になっていて、手水鉢風や金魚鉢風にも使えるかということで買ったもの。正月などに松飾りを中心に大物の活花をするとかなり立派な室内飾りとなった。

 この鉢の代わりに雰囲気を変えてと用意しているのが象嵌入りの金属製火鉢、こういう昔の暖房用具はもう出番がないから使い方を考えてやらないとね。ワインクーラーなどにも使えるかもしれないが、断熱性が無いから外側に結露するのが難かな。

                      

 本来は象嵌細工の飾り物など高価なものだけれど、こういう不用品化したものは二束三文なのが可哀想。


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