この1年に飲んでまだ自己流勝手な印象を書いていないワインの2回目です、今回はネット販売のベルーナマイワインクラブとワインソムリエの割引セールに乗せられて購入したワインを、こういう場合のワインでは自分の好みに合ったものが入っている確率が低いことが多いと思われるが、在庫整理だったらそうなりますよね、さて今回はどうかなと。
〇ロッソ・プーリア・ヴェザーニ 2017
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品980円+税となっていた、イタリアはプーリア産ということで期待したが、これまでのような豊かな果実味は感じられずやや硬く膨らみにも欠ける、イヤミがないのが取り柄の普通の安ワイン、金賞マークというのはあまり信用しないほうがいいですね。二日目はやや開いてはきたものの、僕の嫌いな麦藁臭が少し出てきたのでプラスとマイナスが半々、最初の1本でこの先のワインもお値段相応かもと。
〇セロ・ブラヴォ カベルネ・ソーヴィニヨン 2018
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品920円+税、これは2番目に飲んでみたが、最初のプーリアのものよりもさらに硬い味わいで香りもあまり感じられない、さらに濃い味のチリらしさもない感じのワイン。二日目には多少は柔らかくはなってきたが酸味が主張する味で、最初から甘味が無くて硬かったのはこの酸味の強さからでしょうか。
〇コンドール・アンディーノ マルベック 2018
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品920円+税、アルゼンチンでは特有種のマルベック種なので強いワインかと思って飲んだら意外とバランスがいい、全体的には僕の好みのフルボディだが香りはやや弱いかな。二日目もあまり変わらない、これはまずまずかな。
〇モロム・ティント NV
ベルーナワインクラブで11本5980円のひとつで単品1080円+税、年度表示がないのでいくつかのブレンドものかも。コク深みはないものの飲みやすいワインでスペインらしいテンプラニーリョ種40%の味わいが強い感じ。二日目はもっと練れた感じはよかったがやや藁っぽい匂いが出てきてプラスマイナスでこれもゼロ、Al11%というのも飲みやすさになっているようで、デイリーワインには飲み過ぎてもまぁいいかなと思えるかもね。
〇トロウラ・ティント NV
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1080円+税、スペイン産だがヴィンテージ表示がないからブレンドものじゃないかと、それでか味わいは適度にバランスが良い、でも安ワインだから厚みはない、可もなし不可もなしでまとまったというワインです。ただ喉越しにやや麦藁っぽい風味があって、これは僕にとってはマイナスです。
〇ドメーニレ・オストロフ・フェテアスカ・ネアグラ
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1280円+税、珍しいルーマニア産でどんなものかと、味わい自体は普通の感じでイヤミはないが硬い感じのワインです、果実味に乏しく一般的なワインとは異なる味わい、元共産圏ではこういうのが普通だったのかと、特長をといっても方向性が一般的なものと違い過ぎますね、僕の好みからは外れる。
〇テレフォール 2017
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1680円+税、ボルドー産ということでそれなりにまとまっているワインだが固めで果実味に欠ける、アルコール度12.5%と低いからだと思うが発酵から来る甘味が感じられず、渋みが勝ってしまっている。二日目も変わらずで三日目まで残してみたら、やや丸みが出てはきたがやや飲みやすくなった程度、僕は濃いめの味が好きなのでこれは好みには入らないなぁ。
〇レゼルヴ・バンク・ウエスタン・ケープ 2017
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1280円+税、最初はかなり濃い味わいで甘味も強くクドくて飲み飽きそうという印象だったが。二日目は全く変わって酸味が強めの軽い感じになったのにはビックリ、ヘタッたということでしょうかね、それとも僕の舌の調子がおかしかったかな。
〇レッド・ストーンズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2018
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1080円+税、飲んだ瞬間にこれは甘めのワインです、それも果実の発酵前の甘さみたいで厚みの無い甘さ、白ワインを好む女性には飲みやすいかも。二日目は不思議なことに甘さは消えて赤ワインらしい味わいになったのは何故だろう、しかし若いワインだからそれ以上の味わいにはならないでしょうね。
〇ル・プティ・リュック 2017
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1380円+税、フランス産でバランスがよくまとまった味わいのワイン、これまでの中では一番まともではあるが熟成風味はないのは仕方ないか、それを補うような豊かな果実味があればもっと好ましいのだがその片鱗のどちらかは欲しいところ。二日目は逆にさらに風味が減ってきていて単純な味に、ヘタったということでもなさそうでこれは不思議ですね。
〇カスティージョ・コルテス シラー 2016
ベルーナマイワインクラブ゙で11本5980円のひとつで単品1380円+税、最後の1本となったがこれが一番好みに近いワインかな、シラーという品種はスペイン産では初めてだがボルドー的な味わいを濃くしたような、全体的にバランスがよくて飲みやすくもある。二日目はやや酸化で練れた感がでてきたようではあるが、それも少しだけであまり変わらない。
〇パソ・デ・アドス メルロ 2017
ワインソムリエ決算セールで5本4298円の1本、スペインはボデガス・アルスピデのネット通常税抜1360~1600円の自然派ワインとあった。スペインでメルロは珍しいなと飲んでみたがバランスが良くて飲みやすいワインです、ただ高級ワイン風味を狙った作り方をしているのかそれが中途半端な感じで、できそこなっている感じが、例えば華やかさなどともっと別の個性を生かす方向をもくろんだ方が面白いのではと。二日目はやや丸くなったが全体的にはあまり変わらない、平均点以下でまとまったというワインだ。
〇シャトー・ル・ヴュー・シェーヌ 2016
ワインソムリエ決算セールで5本4298円の1本、単品メニューで1700円+税、ボルドー産らしい味わいのワインでまとまりがある中級品クラスか、二日目も変わらずで硬いまま、果実味から来る広がりのある味わいはなんとも感じられないですね。
〇カサ・デル・セロ・レゼルヴァ メルロ 2017
ワインソムリエ決算セールで5本4298円の1本、単品では1180円+税、チリでメルロは珍しいなと飲んだらやはり強めの濃い味わいでフランス物とは違う、でも全体のボリュームがあってこのクラスの値段以上だと思うが、樽を使っていないようでその熟成風味がないのは仕方ないかな、若いワインなのでこれに果実からの柔らかみがあればもっとよくなるのではと。これが二日目は丸みが出てきて、味わいが深まって最初より良くなった、好印象です。
〇ラソン 2010
ワインソムリエ決算セールで5本4298円の1本、単品ではネットで1371円のスペインはリオハ産のオーガニックとか、暑い中でそのまま飲んだら喉越しがキツイ感じがして本当にオーガニックなのと、20℃ぐらいまで冷したらそれは無くなった、しかしクドサが残る濃い味でこれはまだいいとしても、僕が言うところの藁っぽい臭いが鼻に来るところがマイナス、テンプラニーヨでは時たまこういう香りがする場合があるようで、そういうワインは敬遠したいですね。
〇シャトー・リヴィエール・ル・ホー 2016
ワインソムリエ決算セールで5本4298円の1本、単品ではネットで1814円の仏ラングドックのワイン、これは独特の香りがしますね、果実から来るものとは思えない、これって獣っぽいというのでしょうか、麦藁っぽいというのとも違うがこれも僕の好みからはハズレ、味のほうは濃いめでいいと思うのにこの香りというより臭いで好きになれませんでした。二日目も変わらず。
以上の二回で25銘柄についてのコメントでしたが、これはという出色のワインはやはりありませんでした、この間の最近に2年ぶりで血液検査を受けましたが数値は全て問題なし、これならまだまだ飲みつづけられそうですな。