ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

鎌倉は昨年12月以来、でも歩いて廻ったところはほとんで同じになっちゃって

2010-10-15 17:44:31 | 街めぐり
 昨年12月に女房のお供で出掛けた、年に数回だけ小町通り(冒頭写真は駅側から鶴岡八幡宮方面を)の貸店舗に出店するオリエンタル・インプレッションズというアジアの布や服に雑貨などを扱う店から葉書案内がきて、女房が行きたいから付き合えというので相変わらず尻軽にもハイと。 
 この前は土曜日で鎌倉市役所の駐車場が使えたから車だったのだが、今回は木曜日で電車に、でも時間だけならこの方が速くて、家を出て1時間弱で着いてしまう。こんなに近いなら出不精せずにもっと来てもよいかなと。この前も感じたことだけど、暫らくぶりで来てみると知らない新しい店がかなり出来ている、ということは閉めてしまったところもあるってことですね。
 まずは目的の店へと小町通りを駅側から半分も歩かない左手にある、10時開店で外にも品を並べ終わったばかりのところの店内に入る。女房はこの日はアイヌ刺繍用の古布じゃなくて、アジアの織りや刺繍でできた服やショ-ルみたいなものを物色しておる。
  
  オリエンタル・インプレッション臨時店             同店内の様子
 あれこれとっかえひっかえ、上半身を被う感じのものを選んだ末に、インドのものだという刺繍の大型ショールをお買上げ。僕が気になったのは古布端切れに混じっていたテーブルセンターにもなりそうな細い絹の織り布で、非常に細かい織りで重さもあって、裏側を見るとちょっと西陣の高級織物みたいに何色もの糸が見える。どういうものか聞いたら、ラオスの女性のスカートの裾端に使うアクセントになる布だそうで、特に絹は高級な衣装のものだそうだ。これは単独で玄関脇の棚に置いたらいいなぁ、今より置いている小物も引立つぞと、これはお付き合いしたご褒美にどうだと言えば、しょうがないわなんぞと満更でもなさそうでしたねぇ。
              
         左がラオスの緻密な織り布、右がインドのウールに刺繍したショ-ル
 買物が済んでこの日も11時半過ぎ開店と言う家庭料理の将元に少し前の時間にと5分ほど余裕をみて行けば、我々は開店待ち2番目、そのあとは次々に客が来て半少し過ぎに店が開いた時には総勢17人となっておった。次々に席を指定されて座った順番に日替の定食ランチが出てくる。この日はモツ煮込、ペンネのトマト煮の2品がメインでポテトサラダがあって味噌汁、漬物、ご飯となっていた。面白いのはペンネのトマト煮とご飯だけは男は女性の5割増しの量になっていることで、これだから男性も腹一杯になるはず、しかし料金は同じでこれで735円は安いよなぁ。
          
       ビル1階にある将元の表側    表の看板に鎌倉の文化人が推薦するなんて書いてある
           この日の男性ランチ
 この前に佐久の海里で食べた月替サービスランチと比べて、さてどちらに軍配を上げようか。こちらはあくまでも家庭料理で高級な素材は無し、それと日替となると食べる側の好き嫌いも入るだろうから、毎日が大当たりと言うことはないだろうね。海里のほうは月単位だからよほど戦略的に工夫しないといけないはず、日本料理を名乗るだけのものはあったなと。でも場所柄を考えるとコストパフォーマンスはどうかなと、いやそもそも店のポリシーが違うだろうから比べるのは止めましょう。でもこういう店が二つとも身近にあったらいいよなぁ。
 将元がある小町通りから入る脇道にはこのほかに魚料理の尾崎という店や中華料理のニ楽荘などもあって、店頭に出されていたランチメニューを見たら我家近くの店よりも安いぐらい。鎌倉にもデフレが浸透しているのかな。
  
      魚料理の尾崎のランチメニュー             二楽荘のランチ3種類コース
 このあとは駅前を通り抜けてSUISANと書かれた看板がある鎌万という小型スーパーに、この店には地元で獲れた鮮魚などかなり多くの種類を扱っていて、自前で裁ける人には嬉しい店だ。この日はぎんぽという珍しい僕は初めて実物を見る魚があって、これは天ぷらに最高ということだけは知っていたので調理法を聞いたら、ただ3枚下しすればよいということで買ってみた。ほかには刺身用ヤリイカや湘南産のブリ切身やシラス干などいくつか買って、これで数日分の魚料理は賄える。
  
      鎌万の下にSUISANの文字が            このぎんぽ4匹が324円
 最後は江ノ電踏切を渡って御成通り方面に、こちらには鎌倉小川軒があって、ここのレーズンウィッチが女房の大好物なのだ。
            鎌倉小川軒
 帰ってからぎんぽを裁こうとしたのだが、この魚は見た通りにヌメヌメしていて鰻や穴子みたいでやり難い。これは錐で頭を固定して裁くのが正解なのか、しかしそれも難しそうと切れる小型庖丁でなんとかと悪戦苦闘、でも何とか3枚下しできて天ぷらになった。食べてみたら白身でかなりプリプリした食感に臭いなども全くしない淡白な味で、やや柔らかめでちょっと風味にクセのある穴子より上品な味わい。4匹を8切れの天ぷらにして、これだとワインより日本酒でしょうということになった。
             
        天ぷらは手前の3個がぎんぽ、他にはシイタケ、ナス、シシトウ、ブロッコリー
 ラオスの布地のほうも帰って早速にも玄関の脇棚に敷いてみた、緻密な織りで木板の色合いより濃いからアクセントになってやはり雰囲気がよくなったじゃないですか。
           
           今並べてあるものは奥の変わりカボチャ以外は手作りもの

 
鎌倉は三崎と一緒に日帰りでよく訪れた、その頃は息子の大学受験の頃でやはり外泊で出掛けるのを我慢していたから。そんな頃の旅日記は昔作ったホームページのコチラにある、鎌倉は結構歩き回ったものだが最近はちょっとだけ立寄るだけになってしまった。

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